Modern Software Delivery Platform™ 企業であるHarness Inc. は、Harness Continuous Error Tracking（CET） の導入という画期的な発表を行いました。この革新的なモジュールは、最新のアプリケーションの可観測性に革命をもたらし、ソフトウェア配信ライフサイクル（SDLC）全体を通してエラーをプロアクティブに特定し解決する開発者優先のアプローチを開発者に提供することになります。Harness CETは、エンドツーエンドの可視化と高度なデバッグ機能を開発者に提供することで、開発プロセスの効率化、不具合の削減、顧客満足度の向上を目指します。
従来、開発者はコードのデバッグにかなりの時間を費やしており、多くの場合、開発および展開中にアプリケーションの動作の可視性が限られていることに直面していました。 既存の可観測性ソリューションは主にサイト信頼性エンジニアリング (SRE) チームによる運用監視に対応していますが、開発者にはエラーを観察してコードを効果的にデバッグするための包括的なツールが不足していました。
Harness CETは、この重要なギャップを埋めるため、開発者のニーズを考慮した包括的な可観測性ソリューションを提供します。エンドツーエンドの可視化により、開発者は継続的インテグレーション（CI）および継続的デリバリー（CD）の段階で、エラーを観察し、コードをデバッグし、品質ゲートを確立できるようになります。さらに、Harness CETは、これらのエラーを本番環境で観測されたエラーと関連付けることで、開発者が修正作業の優先順位を決め、解決までの時間を短縮することを可能にします。この革新的なアプローチにより、開発者はトラブルシューティングやデバッグに必要な時間と労力を大幅に削減しながら、高品質のアプリケーションを提供できるようになり、Harness CETは現代のアプリケーション開発チームにとって貴重なツールになります。
HarnessのCEO 兼共同創設者であるJyoti Bansal氏は、開発者に力を与えるという同社の目標を強調し、次のように述べています。Harness Continuous Error Trackingは、比類のない可視性とコンテキストを提供し、チームが問題を迅速に特定、診断、解決できるようにし、最終的には開発者と顧客の両方にとってよりよいエクスペリエンスを保証します。」
業界の著名なリーダーたちは、既にHarness CETが開発プロセスに与える変革の影響を体験しています。Games24x7の Head of DevSecOpsであるSanjay Singh氏は、Harness CETが実現するリアルタイムフィードバックとデバッグプロセスの簡素化を高く評価し、「当社は新機能や変更を頻繁に導入しているので、アプリケーションパフォーマンスに関するリアルタイムフィードバックを提供するツールが不可欠なのです。Harness CETは、高品質の基準を維持し、デバッグプロセスを大幅に簡素化するのに役立っています。」と語っています。
Ritchie Bros.のManager of Software EngineeringであるHuy Hoang氏は、「開発者として、包括的な観測可能性ソリューションがあることは、ゲームチェンジャーになります。Harness CETのおかげで、コードにエラーや例外が発生したときにすぐに特定でき、大きな問題に発展する前に積極的に対処できます。これにより、アプリケーションの信頼性が向上しただけでなく、デバッグやトラブルシューティングにかかる時間と労力を大幅に削減できました。」と述べています。
Harness Continuous Error Trackingの主な機能には、ランタイムコード解析があり、開発者は完全なコンテキストでエラーを再現し解決できます。全ての例外のソースコード、変数、環境状態を完全に可視化することで、問題は適切な開発者に直接ルーティングされ、より迅速に解決されます。さらに、Harness CETはコールスタック全体の状態を把握し、コード変数やヒープの10レベルまでのオブジェクトを含むエラーの包括的な理解を開発者に提供します。
Harness CETではCode Quality Gatesも導入されており、不適切なコードがCI/CDパイプラインに進入するのを確実に防止します。 高品質のコード用のガードレールを作成することで、信頼性の低いリリースがステージング環境や運用環境に到達するのを防ぎます。 さらに、リリース安定性機能により、開発者は現在と過去のリリースを比較して、新しいエラー、重大なエラー、再浮上したエラーに関連する傾向を把握できるため、長期にわたるリリースの品質の維持に役立ちます。
Harness CETは、AppDynamics、Dynatrace、DataDog、NewRelic、Splunkなどの一般的な監視ソリューションとシームレスに統合します。Harnessのビルド・デプロイパイプラインだけでなく、他のサードパーティーCI/CDソリューションにもネイティブに統合できます。 あるいは、スタンドアロン ソリューションとして使用することもできます。
Harness Inc. のContinuous Error Trackingの導入は、開発者中心の可観測性における重要なマイルストーンをマークします。Harness CETは、エラーをプロアクティブに特定して解決するための強力なツールを開発者に提供することで、開発チームが効率を高め、エンドユーザーの満足度を向上させた優れたアプリケーションを提供できるようにします。 イノベーションへの取り組みと開発者の固有のニーズへの対応により、Harness は現代のソフトウェア配信の最前線での地位を再確認しています。
この製品の詳細については、Harness製品ページをご覧ください。
