デジタルオペレーションマネージメントのリーディングカンパニーであるPagerDuty(ページャーデューティー)は、第2四半期の売上高が前年同期比6%増の1億2,300万ドルに達したと発表した。同社の年間経常収益(ARR)も5%増の4億9,900万ドルとなった。第2四半期の営業利益は約400万ドル、非GAAPベースの営業利益は3,100万ドルとなった。
同社のCEO、Jennifer Tejada氏は、GAAPベースの収益性、国際市場での成長、有料顧客の増加といったマイルストーンを挙げ、業績への満足感を示した。また、新興AIエコシステムにおける同社の独自のポジション、すなわちエンタープライズ企業やAIネイティブ企業にとって最適なリアルタイム運用プラットフォームとしての地位を強調した。新たな最高売上責任者(CRO)の任命により、同社の事業見通しはさらに強化されると期待される。
PagerDutyは、財務実績に加え、顧客基盤の拡大も報告した。ARRが10万ドルを超える顧客数は、前年の820社から6%増加して868社となった。有料顧客総数は、前年の15,044社から15,322社に増加した。また、同社はTodd McNabb氏を最高売上責任者(CRO)に任命したことを発表した。McNabb氏は、グローバル市場開拓戦略を主導し、収益の成長と維持を推進する役割を担う。
PagerDutyの最近の業績には、GigaOm RadarのIncident Responseプラットフォームレポートにおいて、3年連続でリーダーおよびアウトパフォーマーとして評価されたことも含まれる。また、GigaOm RadarのAIOps部門では4年連続でリーダーに選出され、AI Breakthrough AwardsではAIOpsプラットフォームオブザイヤーを受賞した。これらの評価は、インシデント対応管理、リアルタイムモバイルサポート、そして包括的なAIOps機能における同社の強みを裏付けている。
PagerDutyは、2026年度第3四半期の総売上高が1億2,400万ドル~1億2,600万ドルと、前年比4%~6%の成長率を見込んでいる。2026年度通期の総売上高は4億9,300万ドル~4億9,700万ドルと、前年比5%~6%の成長率を見込んでいる。
出典:PagerDuty
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