世界的なエンタープライズワークマネージメントプラットフォームであるSmartsheetは、生成AI搭載アシスタントであるAmazon Q Businessとの統合を発表した。この戦略的な動きは、クラウドでのナレッジ管理を強化し、従業員の生産性を高めることを目的としている。Amazon Qのパワーを活用することで、Smartsheetは組織のナレッジを単一のAIエンジンに統合し、従業員が自然言語クエリーを通じて即座に回答を得られるようすることを目指している。
Amazon Qの統合はSmartsheetのSlackアプリに組み込まれており、世界中の3,300人を超える従業員が質問に対する回答を迅速かつ効率的に見つけられるようになっている。@AskMeチャットボットと呼ばれるAI搭載アシスタントは、公開ヘルプドキュメント、トレーニングコース、および何百もの全従業員向けSlackヘルプチャネルでトレーニングされている。これにより、従業員は任意のSlackチャネルで@AskMeにタグを付けて質問するだけで、Amazon Qから即座に回答を受け取ることができる。この革新的なアプローチにより、Smartsheetの従業員が回答の検索に費やす時間が大幅に短縮され、同社の顧客サポートとイノベーションの推進にさらに集中できるようになった。
生成AIをSmartsheetの業務に統合することは、生産性の向上と不要な作業の削減に向けた大きな一歩とみなされている。Smartsheetのプロダクトエクスペリエンス担当SVPであるBen Canning氏によると、Smartsheetの新しいAmazon Qチャットボットにより、チームは必要な情報に即座にアクセスできるようになり、回答の検索に費やす時間が短縮され、一般的な問題をより迅速に解決。その結果、新しい製品機能の開発にさらに集中できるようになる。
SmartsheetとAWSのパートナーシップは、顧客と従業員のイノベーションを推進する上で重要な役割を果たしてきましたSmartsheetによるAmazon Qの使用は、両組織が協力してチームの運営方法を変革する強力なツールを提供している最新の例です。AWSの副社長兼マネージングディレクターであるRich Geraffo氏は、このパートナーシップに熱意を示し、SmartsheetとAWSはどちらも仕事を簡素化するイノベーションに取り組んでいると述べた。さらに、Amazon QによりSmartsheetは組織の知識をよりアクセスしやすくし、従業員の生産性を向上させてチームが顧客への提供にさらに集中できるようにしていると付け加えました。
出典:Smartsheet
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