人気の動画ホスティング、共有、サービスプラットフォームであるVimeoは、2017年に買収したプラットフォームLivestream.comの廃止を発表した。Livestreamの技術はVimeoの動画エコシステムに統合されて以来、数年を経てVimeoのイベント機能を大幅に向上させてきた。
プラットフォームの変更については、過去1年間にわたってLivestreamユーザーに通知されてきた。廃止の結果、Livestreamサブスクリプションは更新できなくなり、ユーザーはライブイベントをブロードキャストできなくなる。Livestream Enterpriseの電話サポートも廃止された。ただし、ユーザーは2025年6月までLivestreamアカウントにログインして既存の動画をダウンロードできるが、それ以降はLivestream.comにログインできなくなり、プラットフォームに残っている動画は全て削除される。
Livestream.comは廃止されるが、Vimeoは独自のライブストリーミング機能を提供し続け、ユーザーが高品質で信頼性が高く、安全なライブイベントの開催サポートを維持している。イベントの埋め込み、パスワード保護、eCDN、DVR、24時間年中無休のライブストリーミング、ジオブロッキングなどの機能が利用できる。また、複数の同時ストリームを実行し、さまざまな統合されたカスタムRTMPの送信先に同時放送することもできる。Vimeoのウェブベースの制作ツールを使うと、ライブイベントをシミュレートしたり、ライブ チャット、アンケート、Q&Aで視聴者と交流し、参加者登録、自動ブランディングメール、マーケティング統合などを備えたウェビナーを開催できる。
デスクトップベースのイベント制作ツールであるLivestream Studioを引き続き維持され、Livestream Studioドングルライセンスとハードウェアマシンも引き続き動作する。Vimeoは、残りのLivestreamイベントをVimeoに移行することをユーザーに推奨している。
出典:Vimeo
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