Vimeo(ヴィメオ)、ユーザーエクスペリエンスの向上、動画制作の効率化、効果的な収益化を実現する新機能を発表

Vimeo(ヴィメオ)、ユーザーエクスペリエンスの向上、動画制作の効率化、効果的な収益化を実現する新機能を発表

人気の動画共有プラットフォームであるVimeo(ヴィメオ)は、ユーザーエクスペリエンスの向上と動画制作・共有プロセスの効率化を目指し、新機能の開発に注力している。ニューヨークに拠点を置く同社は、動画の魅力を高め、ワークフローをスムーズにし、収益化戦略の効率化を図るためのさまざまなツールを導入している。2025年5月の製品アップデートをお伝えしよう。

Vimeoが導入した主要機能の1つは、動画ストリーミングを収益源へと変える機能だ。この機能は、膨大なリソースや技術的なスキルを必要とせずに、視聴者を増やし、収益化することを支援するように設計されている。Vimeo Streamingは、ブランド化されたストリーミングサービスやアプリを立ち上げるための包括的なソリューションを提供し、コンテンツクリエイターが作品をより簡単に収益化できるようにする。

Vimeoは収益化に加え、動画コンテンツのローカライズという課題にも取り組んでいる。現在、このプラットフォームでは、ユーザーがAIを用いて動画を最大36言語に翻訳できるようになっている。この機能には、ユーザーが字幕を手動で調整し、正確性と文脈を保証できるオプションも含まれている。これは、より多くの視聴者にリーチするだけでなく、視聴者のエンゲージメントを高めることにもつながる。

Vimeoは、プラットフォーム上や他の場所に埋め込んだ際の動画の表示方法をカスタマイズするオプションも導入した。ユーザーは、動画の色の設定、ボタンの非表示、いいね数の表示設定など、動画の外観をコントロールできるようになった。この機能により、ユーザーはより柔軟にコンテンツを管理し、コントロールできるようになる。

同社は検索機能も改善し、ユーザーが探している動画をより簡単に見つけられるようになった。VimeoVimeoの全ての動画と自分のライブラリー内の動画を切り替えて検索結果を表示できるようになり、より迅速かつ効率的に検索できるようになった。

Vimeoはアナリティクス機能も刷新し、視聴者のエンゲージメントをより包括的に把握できるようになった。アップデートされた機能には、主要な動画パフォーマンス指標をまとめた週次ダイジェストメール、詳細なモバイルアナリティクスログ、アナリティクスダウンロードの改善、チームアナリティクスレポートデータのダウンロード機能などが含まれる。

動画制作プロセスを効率化するため、VimeoはAdobe Expressと提携した。これにより、ユーザーはAdobeプラットフォーム内から直接Vimeo動画にアクセスし、アップロードできるようになる。この統合により、動画編集の時間を節約し、より効率的に作業を進めることができる。

Vimeoは、Canvas、Blackboard、TalentLMS、Doceboなどの学習管理システム(LMS)との連携も導入した。この機能により、ユーザーは動画の完了データと結果をLMSに送信し、必要なデータを全て一か所に集約できる。

コンテンツのセキュリティーを確保するため、Vimeoは業界標準のコンテンツ保護手段であるDRM(Digital Rights Management)を導入した。これは、不正な共有や著作権侵害を防ぐものだ。また、ユーザーが場所に基づいて動画コンテンツやライブイベントへのアクセスを制限できるジオブロッキング機能も導入した。

出典:Vimeo

この製品の詳細については、Vimeo製品ページをご覧ください。

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