大手サイバーセキュリティー企業Wallarmは、SSO(シングルサインオン)プロビジョニングの強化版を発表した。このアップグレードにより、SSOプロバイダーから直接ユーザーとロールを処理できるようになり、プラットフォーム内でユーザーと権限をより効率的に管理できる。
改善されたSSOプロビジョニングには、ユーザーアクセスの集中管理など、さまざまな利点がある。つまり、全てのユーザーアクセスを1カ所から管理できるため、複数の管理ポイントが不要になり、効率が向上する。この集中管理により、ユーザーアクセスの管理プロセスが大幅に簡素化され、企業がシステムのセキュリティーと制御を維持しやすくなる。
強化されたSSOプロビジョニングのもう1つの重要な利点は、新規ユーザーのオンボーディングのスピードだ。この新機能により、SSOプロバイダーを介してユーザーをシームレスに追加および更新できる。これにより、新規ユーザーのオンボーディングにかかる時間が短縮されるだけでなく、ユーザー情報が常に最新の状態に保たれ、システムのセキュリティーがさらに強化される。
さらに、改善されたSSOプロビジョニングにより、SSOプロバイダーのグループをWallarmロールと連携させることができる。つまり、SSOグループに追加された新しいユーザーには、Wallarmへの適切なアクセス権が自動的に付与される。SSOグループのメンバーシップに基づいてロールが自動的に割り当てられるため、ユーザー管理プロセスがさらに効率化され、企業の管理負担が軽減されると期待される。
出典:Wallarm
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