ユーザー中心のセキュリティーソリューションのリーダーである1Passwordは、拡張アクセス管理機能を強化し、リモートワークのセキュリティーリスクの増大に対処するために、TailscaleおよびTwingateとの統合を発表した。この統合の目的は、ID、アプリケーション、デバイス、データ、ネットワーク全体にわたる包括的な監視と制御を提供することで、企業のサイバーセキュリティーフレームワークを強化することだ。TailscaleとTwingateにより、1Passwordの拡張アクセス管理は、企業にリモートネットワークセキュリティーのための高度なツールを提供する。
Tailscaleは、ピアツーピア接続、安全なメッシュネットワーク、WireGuard暗号化を通じてVPNセキュリティーを強化する。1Password Device Trustとの統合により、Tailscale Enterpriseアカウントは、信頼できないデバイスや非準拠のデバイスと通信してネットワークセキュリティーを確保できる。ユーザーがネットワークリソースにアクセスしようとすると、Tailscaleは1Password Device Trustにクエリーを実行し、ユーザーのデバイスで一連のポスチャーチェックを実行して、会社のセキュリティーポリシーにコンプライアンスを確認する。デバイスがこれらのチェックのいずれかに失敗した場合、ユーザーが問題を解決するまでネットワークへのアクセスが拒否される。
Twingateは、従来のVPNサービスに代わるソリューションを提供する。同社のZTNAソリューションは、コントローラー、クライアント、コネクター、リレーの4つのコンポーネントに依存している。Twingateは、個々のクライアントとコネクターがアクセスできるリソースのリストであるアクセス制御リスト(ACL)を生成する。これにより、最小限の権限を持つネットワークアクセスを実装でき、侵害の潜在的な範囲が縮小される。1Password Device Trustとの統合により、Twingate管理者は、これらのリソースに信頼できる正常なデバイスのみがアクセスできるようにできる。
1Password Device TrustをTailscaleおよびTwingateと統合することで、チームはセキュリティーを総合的に捉え、ゼロトラストアーキテクチャーを統合できる。これにより、信頼できる準拠デバイスのみがネットワークにアクセスできるようになるため、攻撃のリスクが大幅に軽減され、機密データが安全に保たれる。
出典:1Password
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