大手パスワード管理アプリの1Passwordは、ユーザーが保管庫に保管されているアイテムに特定のロケーションを割り当てることができる新機能を導入した。この革新的な機能は、ユーザーが必要なときに必要な場所でデータに迅速かつ簡単にアクセスできるように設計されている。
ロケーション固有のアイテムというコンセプトは、1Passwordのハッカソンで生まれ、その目的はユーザーがどこにいてもアイテムに素早くアクセスできるようにすることだ。この機能はハッカソン参加者から好意的な反応を得て、1Passwordラボで開発とテストが行われた。顧客からのフィードバックによってこの機能の有用性が確認され、1Passwordは業界でこのユニークな機能を提供する唯一のパスワードマネージャーとなった。
新しい機能は簡単に使用でき、アイテムを編集して「Add a location」を選択することで、新規または既存の1Passwordアイテムに物理的なロケーションを追加できる。指定されたロケーションに到着すると、そのアイテムは1Passwordモバイルアプリのホームタブに表示される。マップビューを使って、アイテムの場所を簡単に設定および表示することもでき、特定のロケーションでローカルWi-Fiクレデンシャル、医療記録、アラームコード、または出張書類や旅程にアクセスする場合に特に便利だ。
プライバシーとセキュリティーの面では、1Passwordは位置データが保存、共有、追跡されないことを保証する。アプリは関連項目をローカルでチェックするため、ユーザーの現在の位置座標がデバイスから外に出ることはない。マップデータの読み込みに保護レイヤーが追加され、ユーザーはデータをより細かく制御できるようになった。この機能はオプションで、いつでもオンまたはオフにできる。
1Passwordの新しい位置情報ベースの機能は、データへのアクセスをより便利かつ効率的に提供することを目指している。既に1Passwordを利用中のユーザーも、初めて利用するユーザーも、この機能によりユーザー体験が向上し、デジタルツールとデータの管理がこれまで以上に簡単になるだろう。
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出典:1Password
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