Extended Access Management(XAM)のリーディングカンパニーである1Password(ワンパスワード)は、Amazon Web Services(AWS)との戦略的協業契約を発表した。このパートナーシップは、現代の企業におけるアクセスと信頼のギャップを埋め、安全なクラウド導入を促進することを目的としている。この契約は、共同イノベーションとグローバルな成長への長期的なコミットメントを示すものであり、1PasswordとAWSは、複雑なハイブリッド環境やAIを活用した環境における、拡張性、安全性、そして簡素化されたアクセス管理に対する企業の高まる需要に応えることができる。
1PasswordとAWSの提携は、現代の組織が直面するアクセスと信頼のギャップの拡大に対処することを目的としている。従業員が機密性の高い企業データを取り扱うために、未承認アプリ、AIエージェント、信頼できないデバイスにますます依存するようになる中、1PasswordのXAMは、あらゆるデバイスからのあらゆるアプリへのあらゆるサインインのセキュリティーを確保することを目指している。この新たな契約は、AWS Marketplaceを通じた1Passwordの販売の成功に基づいており、これにより平均4倍の契約規模と50%を超える成約率を達成した。これにより1Passwordのグローバル展開は拡大し、現在ではFortune 100企業の3分の1が1Passwordを利用している。
このパートナーシップにより、AWS Secrets Managerとの新たなシークレット同期統合も導入される。この統合により、開発者、セキュリティー、ITチームがクラウドネイティブワークフローにおいてシークレットを管理する方法が簡素化される。これは1Password XAMプラットフォームの一部であり、AWSのユーザーは開発ライフサイクルのあらゆる段階に、ポリシーに基づいた安全なシークレット管理をシームレスに組み込むことができる。これには、大規模なシークレット管理の簡素化、組み込みセキュリティーによる開発のスピード向上、そしてコンプライアンスと信頼性を強化するきめ細かなアクセス制御が含まれる。
イノベーションを推進するためにエージェント型AIを導入する組織が増えるにつれ、これらの自律システムを保護するには、最新のIDファーストのアプローチが求められている。1PasswordのXAMは、開発速度や運用規模を犠牲にすることなく、人間のIDと同等の厳密さでAIエージェントを管理するためのIDセキュリティーレイヤーを提供する。これにより、ハードコードされたシークレットの排除、最小権限アクセスの適用、エージェントのアクティビティーの可視性を実現することで、ユーザーはAIエージェントを安全に構築・拡張できるようになる。1PasswordとAWSのこの戦略的コラボレーションは、AIとクラウドコンピューティングの時代におけるセキュアアクセス管理のあり方を再定義することになるだろう。
出典:1Password
この製品の詳細については、1Password製品ページをご覧ください。