1Password(ワンパスワード)は、Extended Access Management(XAM)プラットフォームへの新機能の導入を発表した。これらの機能強化は、管理対象外デバイスを含むあらゆるデバイスからの、あらゆるアプリへのあらゆるサインインを組織が安全に行えるように設計されている。新機能は、拡張デバイスコンプライアンス、エージェント型AIセキュリティー、統合管理コンソール、そしてエンドユーザー向けの一元化されたアプリランチャーにより、可視性、制御性、自動化を強化する。
人々の働き方の変化は、セキュリティー対策の変革を迫っている。SaaSの台頭はアクセス管理とガバナンスの複雑さを増し、今やエージェント型AIがその課題に拍車をかけている。組織には、管理対象デバイスやアプリケーションだけでなく、従業員やAIエージェントが業務に使う管理対象外ツールも保護する、新たなアプローチが必要だ。そこで1PasswordのXAMが役に立つ。これは、今日の問題を解決するだけでなく、アイデンティティー管理とアクセス管理のセキュリティーの未来を形作り、セキュリティーを損なうことなく生産性を向上させるように設計されている。
企業は、アクセスと信頼のギャップの拡大に直面している。これは、管理されていないデバイス、アプリ、AIエージェントが適切なガバナンス制御なしに企業のデータやリソースにアクセスすることで生じるセキュリティーリスクだ。従来のIAM、SSO、MDMツールは、現代の従業員向けに構築されたものではなく、管理されたID、企業デバイス、そして制御されたアクセスのみを目的として設計されていた。しかし、今日の仕事はあらゆる場所で、さまざまなアプリケーション、あらゆる種類のデバイス上で行われており、多くの場合、従来のツールでは対応できない。1Password Extended Access Managementは、最高レベルの認証、コンプライアンス、デバイスセキュリティーを確保しながら、従業員が生産性向上に必要なツールにシームレスにアクセスできるようにすることで、このギャップを解消する。
1Password Extended Access Managementは、従業員とAIエージェントが複数のプラットフォーム、SSO境界外、そして多くの場合は管理されていないデバイスや個人所有のデバイスで業務を行う現代の仕事の実態に合わせて設計されており、組織はMDMのみに依存せずに、使用中の全てのSaaSアプリを検出して保護し、アプリのライフサイクル全体にわたるアクセスを管理し、デバイスの信頼性を強化できる。このプラットフォームは、今日の従業員が求める生産性を損なうことなく、ITチームとセキュリティーチームが必要とする可視性、制御、自動化を提供する。さらに、組織は1Password Extended Access Managementを使うことで、パスワードレス化の迅速化、大規模なAIエージェントアクセスの保護、コンプライアンスの簡素化を実現できる。
出典:1Password
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