accessiBe(アクセシビー)のコミュニティーリレーションズマネージャー、Josh Basile氏は、アクセシビリティー分野への多大な貢献が認められ、Forbes誌の初となるアクセシビリティー100リストに選出された。このリストは、よりアクセシビリティーの高い世界の実現と推進に尽力する個人を表彰する初の試みだ。訴訟弁護士、障がい者権利擁護者、そしてC4-5四肢麻痺のBasile氏は、麻痺者コミュニティーのためのソーシャルメンタリングプラットフォームおよび動画アーカイブであるSPINALpediaを設立し、アクセシビリティー分野に独自の視点をもたらしている。
Basile氏の旅は、18歳のときに脊髄損傷を負い、肩から下が麻痺したことから始まった。彼は、このことで将来をあきらめるのではなく、自分自身と同じような困難に直面している人々のために、可能性を広げることを選んだ。彼が創設したSPINALpediaは、コミュニティーが作成した4万本の動画を身体機能別に分類し、麻痺に苦しむ世界中の何百万もの家族を支援するアーカイブを蓄積してきた。このプラットフォームは、人々が知識、ヒント、そして成功体験を共有することを奨励し、実体験に基づいた検索可能な、支え合う環境を育んでいる。
SPINALpediaに加え、Basile氏は麻痺のある生活への適応を支援する非営利団体「Determined2Heal Foundation」を設立した。この財団は、自立生活、公的給付、そして雇用といった面で重要なサポートを提供している。また、家族向けのアドベンチャーやアクティビティーも企画しており、その中にはBasile氏自身が考案した「AdapTee Golf」というスポーツも含まれる。Basile氏の活動は、障害のある労働者に対するメディケイドのバイイン(加入)に関する法律に大きな変化をもたらし、複数の州で収入と資産の制限を撤廃することに成功した。
カンヌライオンズという世界的なイベントにおいて、Forbes誌がBasile氏を表彰したことは、アクセシビリティーに対する世界の認識が大きく変化したことを意味している。アクセシビリティーはもはやマイナーな話題ではなく、製品イノベーション、リーダーシップの優先事項、そしてデジタルトランスフォーメーションの原動力となっている。6力月にわたる調査と500人以上の専門家へのインタビューを経て、Forbes誌がアクセシビリティーの未来を形作る100人を表彰するという決定は、この分野の重要性の高まりを浮き彫りにしている。2021年にaccessiBeに入社して以来、Basile氏は障がい者コミュニティーとの連携強化、製品リリースへの貢献、イベントの進行、そして非営利プログラムを通じてパートナーの声を広める活動に尽力してきた。彼のリーダーシップは、アクセシブルテクノロジーの未来を形作る上で貢献し、日々それを利用する人々の実体験に基づいたものとなっている。
出典:accessiBe
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