デジタルメディアソリューションの世界的リーダーであるAdobeは、マーケティングチーム間で断片化された計画とデータを連携するように設計された新しいソリューションであるWorkfront Planningを発表した。この革新的なツールは、ブランドがより迅速かつアジャイルにキャンペーンを実施できるようにすることを目的としており、Workfrontとより広範なAdobe GenStudio全体で共通のメタデータレイヤーとして機能する。これにより、組織はマーケティングの「記録システム」を定義し、日常のマーケティング業務の可視性を高め、部門間および外部の代理店やパートナーとの調整を容易にできる。
Workfront Planningは、全てのマーケティング活動の包括的なビューを提供し、組織全体およびマーケティングライフサイクル全体のデータを統合する。この一元化されたデータはマーケティングカレンダーと共有可能なビューに変換され、計画されたキャンペーン、そのスケジュール、対象ユーザー、場所、必要な資産を誰でも確認できるようになる。この包括的なビューによってパターンが明らかになり、マーケティングチームは計画を調整してユーザーとのエンゲージメントを高め、時間とエネルギーを集中させるべき場所を特定できるようになる。
Workfront Planningは、マーケティング担当者がキャンペーンなどのオブジェクトを定義し、戦術やチャネルなどの関連データを追加し、それらをプロジェクトやプログラムなどの実行に結び付けるための標準化された方法も提供する。タイムライン、対象ユーザー、チャネル、目標など、マーケティング担当者がキャンペーンを定義できる中央ハブを提供し、組織全体で行われている同様のアクティビティーを調整するための可視性も提供する。Workfront Planningを使用すると、マーケティング担当者は独自のメタデータ構造と用語を柔軟に定義できるため、データのフィルタリング、検索、整理が容易になり、必要なものを正確に見つけることができる。
Workfront Planningは、既にAdobeに大きな影響を与えている。Adobe Global Marketing Organization（GMO）は、既存のツールをWorkfront Planningに置き換えて、マーケティング記録システムを確立した。Workfront Planningは、全ての計画と戦略の唯一の真実の情報源を提供し、マーケティング担当者が1つの場所で調整された計画を作成し、マーケティング活動を完全に把握できるようにする。この単一のソリューションにより、マーケティングに関しては全てのチームが同じ言語で話すことが奨励され、混乱を減らしてマーケティングの議論を合理化するための標準の分類法が確立される。また、このツールにより、マーケティング担当者はより迅速に深いインサイトを得ることができ、わずか数分でスプレッドシートまたはタイムラインスタイルのビューが表示される。
出典：Adobe
この製品の詳細については、Adobe Experience Cloud製品ページをご覧ください。
