チャットボット開発の分野で著名なBotpress(ボットプレス)は、プラットフォームに一連のアップデートと機能強化を導入した。これらのアップデートは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、プラットフォームの効率性と使いやすさの向上を目的としている。同社はSlackとの連携とHuman-in-the-loop(HITL)機能に大幅な改善を施したほか、過去に問題を引き起こしていた複数のバグも修正した。
BotpressのSlack連携に、スレッドとして返信できる新しい設定オプションが追加された。この機能により、コミュニケーションプロセスがより整理され、分かりやすくなり、改善が期待される。ユーザーは会話を追跡し、より体系的に返信できるようになる。これは大きな改善であり、混乱を軽減し、コミュニケーションプロセスをより合理化するのに役立つ。
Slackとの連携に加え、BotpressはHITL機能にも大幅な改善を加えた。HITL連携用のウェブチャットコンポーザーでファイルのアップロードがサポートされるようになった。これは大きな機能強化であり、ユーザーは重要なドキュメントやファイルをチャットボットから直接共有できるようになる。さらに、HITLの受信トレイには各会話の最後のメッセージの送信時刻が表示されるようになり、ユーザーは会話を追跡し、タイムリーに返信できるようになった。
Botpressは、過去に問題を引き起こしていたいくつかのバグにも対処した。修正された主要な問題の1つは、循環依存関係を持つ変数がボットのクラッシュを引き起こす問題だ。これはボットのパフォーマンスに重大な影響を与えていた。また、ワークフローまたはフォルダーを別のフォルダー内に移動したときにテーブルが消えてしまう問題も修正された。さらに、多数のベクトルを持つナレッジベースのインデックス作成におけるタイムアウトまでの時間を延長した。
これらのアップデートに加えて、Botpressはユーザーエクスペリエンス全体を向上させるために、いくつかの変更も行った。その1つが、WhatsAppの会話開始カードのデフォルト言語設定の修正だ。これは、潜在的なエラーに対処するためであり、言語設定に起因する潜在的な問題を防ぐことが期待される。
Botpressによるこれらのアップデートと機能強化により、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上し、プラットフォームの効率性と使いやすさが向上することが期待される。同社は、プラットフォームを継続的に改善し、ユーザーに最高のエクスペリエンスを提供することに尽力している。
出典:Botpress
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