データ連携プラットフォームのCensus(センサス)は、新たに3つの機能アップデートを公開した。今回の更新では、Freshsales、Ortto、Amazon Athenaという異なるサービスとの連携強化が図られており、運用の安定性と柔軟性がさらに向上している。
まず、CRMツールのFreshsalesへのデータ同期において、動的レート制限(Dynamic Rate Limiting)が導入された。これにより、CensusがFreshsales側のAPI利用状況をリアルタイムで把握し、同期速度を自動で最適化する。ユーザーはAPI制限の超過によるエラーを回避しながら、常に最大限の効率でデータを転送することが可能になった。
次に、マーケティングプラットフォームのOrttoとの連携では、マルチリージョン対応が実現した。オーストラリア(AU)や欧州(EU)など、ユーザーのプロジェクトがホストされている場所に合わせて適切なエンドポイントを選択できる。この対応により、データのレジデンシー(居住性)要件の遵守が容易になるとともに、同期パフォーマンスの向上も期待できる。
さらに、Amazon Athenaをデータソースとして利用する際、Liquidテンプレート式がサポートされた。SQLクエリー内にLiquid記法を埋め込めるようになったことで、同期実行時の条件に応じた動的なクエリの発行が可能になる。特定の日付範囲の指定や変数を用いたフィルタリングなど、複雑なデータ抽出プロセスをより簡素化できるのが大きな利点だ。
今回のアップデートは、API管理の自動化、コンプライアンスへの適応、そして高度なクエリー制御を可能にするものであり、大規模なデータ運用を行う企業にとって実用性の高い改善となっている。
出典:Census
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