人気の生産性プラットフォームであるClickUpは最近、ユーザーエクスペリエンスの向上とワークフローの合理化を目的とした一連の新機能と改善を発表した。最新リリースのClickUp 3.21では、再設計されたボードビュー、新しいSprint自動化機能、請求書のメール送信機能、パブリックAPIへの新しいエンドポイントなどのアップデートが導入されている。
再設計されたボードビュー3.0では、柔軟性とカスタマイズオプションがさらに向上した。カードのサイズの変更、表示するフィールドの選択、空のフィールドの非表示、カード上のフィールドの並べ替えができるようになった。ユーザーはよりパーソナライズされた効率的な方法でタスクを管理できる。近い将来、ユーザーはタスクの説明をカードのカバー画像として設定できるようになり、ボードビューのカスタマイズレイヤーがさらに増えるだろう。
ボードビューの改善に加えて、過去のSprintsを自動的にアーカイブできる新機能も導入した。この機能は、過去のSprintsをSprintフォルダーに自動的にアーカイブすることで、ユーザーがSidebarを整理してすっきりと保てるように設計されている。この自動化により、ユーザーの時間と労力が節約され、タスクに集中できるようになることが期待される。
ClickUp 3.21のもう1つの注目すべきアップデートは、任意のメールアドレスに請求書を送信できる機能だ。ユーザーは請求情報の管理においてより柔軟に操作できるようになり、自分のアカウントにリンクされているメールアドレスだけではなく、カスタムメールにも直接請求書を送信できるようになった。特に請求書を別の管理者や会計士に送信したいユーザーにとって便利な機能だ。
また、3.21ではパブリックAPIエンドポイントを追加してDocs操作機能をアップデート。ユーザーは、Docsの検索、ページの編集、個々のページのプレーンテキストまたはマークダウン形式でのエクスポートなどが可能になった。このアップデートにより、多様なDocsの操作がより柔軟に利用できる。
今回のアップデートに合わせて、ClickUpはいくつかのバグ修正も実施した。今後のアップデートとしては、プライベートコメント(計画中)、Automationsの動的担当者、Time Estimatesの一括編集(計画中)など、いくつかの魅力的な機能にも取り組んでいる。
出典:ClickUp
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