ClickUpは、プロジェクト管理とチームコラボレーションのユーザーエクスペリエンスを向上させることを目的とした最新のアップデートv3.18で、一連の新機能と改善を発表した。
最も注目すべき追加機能の1つは、プラットフォーム内での知識管理方法を変革するAI搭載Wikiの導入だ。ユーザーは、検証済みの企業知識をWikiに入力し、Ask AI機能を使用して、ナレッジベースから即座に正確な回答を得ることができる。このイノベーションにより、チーム内の情報検索と意思決定プロセスが合理化される。この機能の導入を容易にするために、ClickUpは、ユーザーがすぐに利用できる構築済みWikiテンプレートも提供している。
コミュニケーションとワークフローを改善するために、ClickUpはSlackとの統合も刷新された。ユーザーは、ClickUpのタスクとDocsをSlack内で直接プレビューできるようになり、Slackから新しいタスクを作成するプロセスが簡素化された。これにより、コミュニケーションとタスク管理のギャップが埋められ、意思疎通とタスクの実行がよりシームレスに進められるようになった。Slackの接続と通知設定はApp Centerで構成できる。
また、3.18では、Sprintの計画と追跡に新たなレベルの透明性と詳細がもたらされた。ユーザーは、バーンダウン、バーンアップ、ベロシティーカードなどのSprintカードをドリルダウンして、Sprintレポートに関する包括的な詳細を表示できるようになった。この機能により、予測、開始、完了したタスク、および各Sprintの合計作業量と残りの作業量に関するインサイトが得られ、この細分化により、進捗状況をよりよく理解し、情報に基づいたSprintsの調整を行えるようになった。
さらに、ClickUp 3.18では、Word、Google Docs、Quip、Almanac、Craftなど、さまざまな形式やソースからユーザーがドキュメントをインポートできるようにすることで、ドキュメント統合のニーズにも対応している。この機能は、ClickUp内でドキュメントを一元管理し、さまざまなツールやプラットフォームを切り替える必要性を減らすことを目的としている。
今回のアップデートに合わせて、ClickUpはいくつかのバグ修正も実施している。今後のアップデートとしては、チームメンバーが休日を設定できる機能、数式フィールドの機能強化、Automationsの相対日付の導入などが予定されている。
出典:ClickUp
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