CloudBees(クラウドビーズ)は、日本時間2025年6月19日、エンタープライズ向けソフトウェアデリバリーを効率化するソリューション「CloudBees Unify」の最新製品を紹介するウェビナーを開催。今回、その内容を詳しく解説し、オンデマンド動画も公開した。
現代の企業は、ツールの乱立、ワークフローの断片化、セキュリティー問題など、イノベーションと生産性の阻害要因となるさまざまな課題に直面している。CloudBees Unifyは、ソフトウェアデリバリーにおける統一されたエクスペリエンスの提供、手作業による運用タスクの削減、そして異なるシステム間の連携を実現することで、これらの課題の解決を目指している。
ウェビナーでは、企業が直面する主要な課題、特にDevOpsの成功を阻害する可能性のある断片化について深く掘り下げられた。チームは互換性のないツールを用いてサイロ化した状態で作業することが多く、非効率性とリスクの増大につながっている。一元化されたインサイトがなければ、組織はボトルネックの特定、パフォーマンスの測定、ソフトウェアデリバリーパイプラインに関するデータに基づいた意思決定に苦労することになる。さらに、セキュリティープロセスの断片化により、セキュリティー上の脆弱性が見落とされてしまう可能性がある。
CloudBees Unifyは、これらの課題に真正面から取り組むように設計されている。このソリューションは既存のツールチェーンとシームレスに統合され、運用管理のための一元化されたインターフェイスを提供する。これにより、開発者はツール間の移動に費やす時間を削減し、ソフトウェア開発に多くの時間を費やすことができる。このソリューションの組織モデルは、リポジトリー接続、ワークフロー、そしてソフトウェアデリバリーライフサイクル全体にわたるオーケストレーションを一元管理する。さらに、Unifyの継続的なセキュリティー機能は、変更のたびにセキュリティースキャンを自動化し、修復作業を効率化し、リアルタイムのリスクインサイトを提供する。
また、ウェビナーでは、CloudBees Unifyの高度な分析機能についても紹介された。CloudBees Unifyは、生データを実用的なインテリジェンスに変換し、コードの進捗状況やチームのパフォーマンスを追跡し、デリバリーに影響を与える前に潜在的なボトルネックを特定できる。また、エージェント型DevOpsへのオープンなアプローチも提供しており、チームは任意のLLMとエージェントを使ってMCPサーバーに接続できる。これにより、手作業の負担を軽減し、問題解決までの時間を短縮できる。
CloudBees Unifyは、標準のメトリクスとワークフローを通じて即座に価値を提供するとともに、データアクセスと可視性をきめ細かく制御できるように設計されている。事前設定されたダッシュボードとメトリクスを使って迅速に導入でき、ビューとレポートはチームのニーズに合わせてカスタマイズ可能だ。また、チーム、プロジェクト、リージョンをまたいでシームレスに拡張できる。
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出典:CloudBees
この製品の詳細については、CloudBees製品ページをご覧ください。