大手ソフトウェア企業Digital.ai(デジタルエーアイ)は、ハッカーや不正行為者によるモバイルゲームへの脅威の増大を調査。Androidの人気ゲームアプリ58本を分析した結果、最も多く使用されているモバイルゲームフレームワークはUnityで、27のゲームがこのプラットフォームを使っていることが分かった。これに続き、独自フレームワークを使っているゲームが18本、Unrealを使っているゲームが3本、Cocosを使っているゲームが2本、その他のフレームワークを使っているゲームが8本だった。これらのゲーム、特にUnityを使っているゲームは脅威アクターの標的となることが多いため、強力なセキュリティー対策が必要となっている。
これらの攻撃の動機は多岐にわたる。場合によっては、脅威アクターは金銭的利益を目的として、詐欺行為やゲーム内購入の回避を試みる可能性がある。しかし、多くの場合、攻撃の動機は単に不正行為を行えることを証明したり、ゲームを妨害したり、ゲーム開発者の評判を傷つけたりすることだ。これはプレーヤーの信頼の低下につながり、ユーザー数の減少、ひいてはゲームへの収益と投資の減少につながる可能性がある。
モバイルゲームにおけるチート行為は、クライアント側メモリーの編集や新規ロジックによるモバイルゲームの再パッケージ化から、ボットやゲームロジックの悪用まで、さまざまな形態をとる。その他の一般的なチート行為としては、購入のバイパス、ゲーム内通貨、アートアセット、ダウンロードコンテンツの盗難、アカウント共有などが挙げられる。これらの方法は全て、ゲームファイル、メモリー、またはネットワークメッセージの改ざんを必要とし、ゲームの整合性とユーザーエクスペリエンスに重大な影響を与える可能性がある。
これらの脅威に対応するため、Digital.aiは2025年1月、Unityゲーム特有のメタデータ処理に特化したネイティブAndroidモバイルゲームを保護する新しいソリューションをリリースする。このソリューションは、難読化と標的型暗号化による静的解析からの保護、ゲームコード、データ、アセットファイルの整合性チェック、GameGuardian、Frida、デバッガー、ルート化/Jailbreak、エミュレーターなどの動的ツールの検出機能を提供する。さらに、悪意のある行動をとるアカウントを追跡するための脅威監視・対応サービスと、ボットや改ざん手法から保護するためのホワイトボックス暗号化機能も提供する。ゲームセキュリティーに対するこの包括的なアプローチは、不正行為者の成功を極めて困難にし、それによってユーザー エクスペリエンスとビジネス収益を確保することを目的としている。
出典:Digital.ai
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