AIサービスソフトウェアの大手プロバイダーであるFreshworksが、2024年第3四半期の業績を発表した。同社は、売上高が2023年の同時期に記録した1億5,360万ドルに対して22%増の1億8,660万ドルに達したと報告した。同社の営業活動による純現金利益率も23%に改善し、フリーキャッシュフローマージンは21%に上昇した。
同社のCEO兼社長であるDennis Woodside氏は、この好業績は中規模企業や大企業の間でFreshworksのAI搭載サービスプラットフォームが好まれるようになったためだとしている。Freshworksは、優れた顧客体験と従業員体験を提供しながら、企業が規模を拡大できるように設計されている。
財務概要の結果に関して、Freshworksは、GAAPベースの営業損失が3,890万ドルで、2023年第3四半期の3,870万ドルと比較して減少したと報告した。Non-GAAPの営業利益は2,400万ドルで、2023年の同時期の1,740万ドルから増加した。同社のGAAPベースの1株当たり純損失は0.10ドル、非GAAPの1株当たり希薄化後純利益は0.11ドルだった。
Freshworksはまた、営業活動による純現金収入が4,230万ドルで、2023年第3四半期の2,390万ドルから大幅に増加したと報告した。フリーキャッシュフローは4,010万ドルで、2023年の同時期の2,210万ドルから増加した。2024年9月30日時点で、同社は10億5,000万ドル相当の現金、現金同等物、および有価証券を保有している。
同社はまた、いくつかの重要な指標と最近のビジネス成果を強調した。年間経常収益(ARR)が5,000ドルを超える顧客数は、前年比14%増加した。純ドル維持率は107%で、2024年第2四半期の106%、2023年第3四半期の108%と比較して増加した。
Freshworksはまた、Republic Airways、City of Bellevue、ChampionX、University of Oxford、Sparebank 1、TechStyle Fashion Groupなど、複数の新規顧客をコミュニティーに迎えた。同社はまた、価値実現のスピードと生産性の向上に最適化された顧客体験(CX)と従業員体験(EX)の新製品であるFreddy AI Agentも発表した。
さらにFreshworksは、取締役会が発行済みクラスA普通株式を最大4億ドル買い戻す自社株買いプログラムを承認したことを発表した。同社はまた、2024年通期の収益、非GAAP営業利益、非GAAP当たり純利益の見通しを引き上げた。
同社の好調な業績と楽観的な見通しは、ビジネスの成長を促進し、顧客と従業員の体験を向上させる革新的なAIを活用したソリューションを提供するという同社の取り組みを表している。
出典:Freshworks
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