顧客と従業員のエンゲージメントソリューションを通じてビジネス効率を高めることで知られるソフトウェア企業Freshworksは、2024年第1四半期の財務結果で今年度の好調なスタートを報告した。NASDAQにティッカーシンボルFRSHで上場している同社は、前年比で20%の大幅な収益成長を記録し、一定通貨換算では19%に若干調整されている。この成長は、同社の継続的なイノベーションと、顧客に提供する価値の向上の証だ。
第1四半期の結果は、収益の大幅な増加だけでなく、ビジネス効率の大幅な改善も示している。Freshworksは、営業活動による純現金収入が4,060万ドルに上り、フリーキャッシュフローが3,870万ドルと好調であると報告している。これらの数字は前年からの大幅な増加を示しており、業務の最適化と市場機会の活用における同社の戦略の成功を浮き彫りにしている。
FreshworksのCEO兼創設者であるGirish Mathrubootham氏は、同社の第1四半期の業績に誇りを示し、特に製品スイート全体にわたるAIの進歩と、それが顧客ベースに与えたプラスの影響について言及した。製品のイノベーションと製品の採用拡大に重点を置くFreshworksは、成長軌道を継続する態勢が整っている。大規模な顧客をプラットフォームに取り込むという同社の取り組みは、年間経常収益(ARR)が5,000ドルを超える顧客数の増加に表れており、前年比11%の増加となっている。
Freshworksは戦略的な動きとして、Mathrubootham氏が取締役会長に就任し、Dennis Woodside氏が新最高経営責任者兼社長に就任するリーダーシップの移行も発表した。この変更により、同社の成長とイノベーション戦略がさらに推進されると期待されている。
Freshworksは、今後の見通しとして、現在の市場状況と期待を反映した第2四半期および2024年通期の財務予測を発表した。同社は、第2四半期の収益が1億6,800万~1億7,000万ドル、通期の収益が6億9,500万~7億500万ドルの範囲になると予想している。これらの予測は、第2四半期の前年比16~17%、通期の前年比17~18%の成長を示唆している(為替変動の影響を除く)。Non-GAAP営業利益と非GAAP当たり純利益もプラスの数字になると予想されており、同社の財務状況と見通しがさらに強固なものとなる。
Freshworksの財務実績と将来予想に関する記述は、ダイナミックな市場の課題を乗り越えているだけでなく、製品の革新と顧客エンゲージメントの強みを活用して繁栄している企業であることを示している。同社は進化を続け、世界中の企業の変化するニーズに適応しており、その財務実績は、ビジネスソフトウェア ソリューションの競争環境において価値を提供し、成長を促進する能力を示している。
出典:Freshworks
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