大手ソフトウェア企業であるFreshworks(フレッシュワークス)は、最新製品「Freshservice Journeys」を発表した。この革新的なAI搭載ツールは、人事、IT、施設など、さまざまな部門にまたがる複雑なワークフローを効率化する。その目的は、オンボーディング、オフボーディング、昇進、転勤といった従業員の重要なイベントにおいて、効率性の向上、部門横断的なコラボレーションの促進、そして一貫性のあるパーソナライズされたエクスペリエンスを提供することだ。
Freshservice Journeysは、従業員エクスペリエンスの簡素化に向けたFreshworksの取り組みの証だ。Freshworksの最高製品責任者でFreshworksSrini Raghavan氏によると、Freshservice Journeysは、複雑な従業員の異動時に部門間連携の阻害要因を解消することを目指している。AIを活用した自動化を活用することで、組織は部門の柔軟性を損なうことなく、一貫してポジティブな従業員エクスペリエンスを提供できる。
Freshserviceシステムは、多くの場合、硬直したワークフローとサイロ化された運用を強制し、ボトルネックや非効率性につながる。これは、オンボーディングのような従業員にとって大きな影響を与える体験においては特に問題となる。Freshservice Journeysは、手作業の自動化、部門間の連携の改善、そしてプロセス全体の可視性向上によって、これらの課題に対処する。
Freshservice Journeysのメリットは多岐にわたる。AIを活用して定型業務を処理することで、手作業を削減し、タスク完了を迅速化する。直感的なノーコード/ローコードインターフェイスにより、管理者は複雑なワークフローを簡単に設定できる。また、タスクの割り当て、リマインダーの自動化、関連部門全体で見える化されたリアルタイムの進捗状況追跡により、部門横断的なコラボレーションを強化する。さらに、従業員のニーズや組織のポリシーに合わせてカスタマイズすることも可能だ。
Freshservice Journeysは、既に実環境でその価値を実証している。QualfonのITオペレーション担当バイスプレジデントであるJohn Batchelor氏は、このツールによってオフボーディングプロセスが大幅に効率化され、リスクの軽減、時間の節約、そして安全でコンプライアンスに準拠したオフボーディングエクスペリエンスの確保が実現したと報告している。同様に、EquiTrust Life InsuranceのITサービスマネージメントアナリストであるTabitha Zokaitis氏も、オンボーディングプロセスの効率化、エラーの削減、そして新入社員にとってスムーズで一貫したエクスペリエンスの確保を実現するFreshservice Journeysの能力を高く評価している。
出典:Freshworks
この製品の詳細については、Freshworks製品ページをご覧ください。