AIネイティブなソフトウェアデリバリープラットフォームのHarnessは、次世代APIセキュリティープラットフォームのTraceableとの合併が3月4日に完了したことを発表した。この合併により、最も先進的なAIネイティブDevSecOpsプラットフォームが誕生する。統合されたプラットフォームは、開発ライフサイクルのあらゆる段階にセキュリティーを直接統合し、個別のセキュリティーソリューションとソフトウェアデリバリーソリューションの必要性を排除することを目指している。
現代の企業ではAI主導の開発が増加し、セキュリティーの脅威がますますまん延しており、設計段階でアプリケーションのセキュリティーを確保する統一されたアプローチが切実に必要とされている。HarnessとTraceableは、それぞれソフトウェアデリバリーとAPIセキュリティーの専門知識を統合することで、このニーズに応える。合併により、シームレスで自動化されたインテリジェントなDevSecOpsソリューションが顧客に提供され、業界の新しい基準が確立されると期待される。
サンフランシスコに拠点を置くHarnessは、完全なソフトウェアデリバリーのためのAIネイティブプラットフォームで知られている。エンジニアリングチームとDevOpsチームがアプリケーションを本番環境にリリースするための、シンプルで安全かつセキュアな方法を提供する。HarnessはAIと機械学習を使ってデプロイメントの品質を監視し、失敗したデプロイメントを自動的にロールバックすることで、時間を節約し、カスタムスクリプトと手動監視の必要性を減らす。これにより、エンジニアは夜と週末を取り戻すことができ、スケジュールが厳しいことで知られる業界では大きなメリットとなる。
Harnessは、United Airlines、Citibankなど、強力な顧客基盤を持っている。これらの顧客は、最大75%の導入加速、最大60%のインフラコスト削減、最大90%の変更リードタイム短縮など、Harnessの使用による大きなメリットを実感している。Traceableとの合併により、高度なAPIセキュリティー機能がプラットフォームに統合され、これらのメリットがさらに強化されると期待される。この合併は、Menlo Ventures、IVP、Unusual Ventures、Citi Venturesなどの業界をリードする投資家の支援を受けており、統合プラットフォームの将来に対する強い信頼を物語っている。
出典:Harness
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