Harness(ハーネス)が、先日開催された「DevOps Modernization Summit 2026」の全セッションをオンデマンドで公開した。本イベントは、AIがソフトウェア開発ライフサイクルに及ぼす影響と、それに対応するためのDevOpsの近代化をテーマに掲げたものだ。
AIによるコード生成が加速する一方で、テストやセキュリティー、デプロイといった後続プロセスの「未現代化」がボトルネックとなる「AI速度のパラドックス」をどう解消すべきか、業界のリーダーたちが議論を交わしている。
公開された主なセッションのラインナップは以下の通り。
⚫︎オープニングキーノート:AI主導のDevOpsの現状(State of AI-Driven DevOps)
AIがコード作成を超えてDevOpsをいかに再形成しているかを解説。コントロールや信頼性を犠牲にすることなく、デリバリーサイクル全体にAIを組み込む方法を探る。
登壇者:Nick Durkin(Harness フィールドCTO)、James Brookbank(Google クラウドソリューションアーキテクトマネージャー)
⚫︎複雑な環境におけるDevOpsのスケーリング(Scaling DevOps in a Complex Environment)
大規模かつ複雑なエンタープライズ環境において、どのようにDevOpsをスケールさせるか。ユナイテッド航空などの事例を交え、プラットフォームエンジニアリングの最前線を共有する。
登壇者:Chris Love(Modernize)、Araseli Cerda(ユナイテッド航空 クラウド・プラットフォームエンジニアリングディレクター)、Ruchira Bujaj(Harness テクニカルプログラムマネージメントディレクター)
⚫︎AIコードの潮流を統治する(Governing the Tidal Wave of AI Code)
AIによって大量生成されるコードに対し、いかにガバナンスを効かせるか。レビュー担当者の燃え尽き症候群を防ぎ、品質を維持するためのインテリジェントなクオリティゲートの活用法を議論する。
登壇者:Avery Pennarun(Tailscale CEO件共同創業者)、Pratik Pramanik(サンフランシスコ国際空港 エンジニアプリンシパル、テクニカルアーキテクト)、Mrina Sugosh(Harness シニアプロダクトマーケティングマネージャー)
⚫︎AIの速度に対応するインフラストラクチャー(Infrastructure at the Speed of AI)
AI時代のソフトウェア開発では、インフラの提供スピードも重要となる。AWSの専門家とともに、スケーラブルで迅速なインフラ管理のあり方を考察する。
登壇者:Cheryl Razzell(AWS UKIスペシャリストSAリーダー)、Mark Bubien(Harness EMEAセールスエンジニアリングリーダー)
⚫︎コーディングアシスタントから自律型システムへ(From Coding Assistants to Agentic Systems)
単なる補助ツールから、パイプラインを自律的に実行する「エージェント型システム」への進化を展望。AIがデリバリーの主導権を握る未来の形を提示する。
登壇者:Ado Kukic(Anthropic コミュニティーマネージャー)、Eric Minick(Harness ソリューションマーケティングディレクター)
⚫︎クロージングキーノート:チームトポロジーとDevOpsの未来(Closing Keynote)
組織設計のバイブル『チームトポロジー』の著者が登壇。AI時代の複雑なシステムにおいて、高速かつ安全なデリバリーを実現するためのチーム構造と境界について語る。
登壇者:Matthew Skelton(Conflux CEO/CTO)、Martin Reynolds(Harness フィールドCTO)
現在、特設サイトにてメールアドレスの登録のみで全ての動画が視聴可能となっている。急速に進化するAI技術をいかにDevOps戦略に取り入れるべきか、そのヒントが詰まったコンテンツだ。
出典:Harness
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