大手ソフトウェア企業であるJFrog(ジェイフロッグ)は、ログインシステムを統合することで、顧客向けポータルのセキュリティーとアクセシビリティーを強化する。これにより、ユーザーはサポートポータル、パートナーポータル、Juno for Partners、そして新たに追加されたMyJFrogなど、さまざまなプラットフォームに単一のログイン認証情報でアクセスできるようになる。このアップグレードは、よりスムーズで安全なユーザーエクスペリエンスを提供することを目指している。
2025年9月15日より、MyJFrogユーザーにはリニューアルされたログインインターフェイスが導入される。移行はシームレスに行われる見込みで、既存のログインクレデンシャルは新しいログインページで引き続き利用できる。このアップデートは、JFrogがさまざまな顧客ポータルのログイン方法を統一するという広範な取り組みの一環だ。MyJFrogのサインインページはログイン前のページとして機能し、全てのポータルで統一されたシームレスなエクスペリエンスを実現する。
既存のMyJFrog管理者の方は、新しいログインページで認証情報を更新または変更する必要はない。現在MyJFrogでGoogle SSO(シングルサインオン)をご利用の方は、既存の設定が新しいシステムでもシームレスに機能する。多要素認証(MFA)を有効にしているユーザーは、新しいシステムで初めてMFA設定の再設定を求められるものの、引き続きこの追加のセキュリティーレイヤーを利用できる。
パスワードのリセット手順はこれまで通りシンプルで分かりやすい。強力なパスワードを設定するには、大文字、数字、特殊文字を含む8文字以上のパスワードを使うことが推奨される。
JFrogは、ユーザーがMFA(アカウントに多要素認証)を簡単に設定できるようにした。この機能は、ユーザーアカウントのセキュリティーをさらに強化する。設定手順は、認証アプリのインストール、提供されたQRコードのスキャン、生成されたコード入力(確認用)のみだ。
移行後にMyJFrogにサインアップする場合、MyJFrogポータルへの登録を確認することが推奨される。サブスクリプション購入手続き中にMyJFrogの招待を受け取ったプライマリ管理者のみが、招待なしでサインアップできる。招待リンクの有効期限が切れている場合は、MyJFrog管理者に新しいリンクをリクエストして欲しい。
出典:JFrog
この製品の詳細については、JFrog製品ページをご覧ください。