JFrog(ジェイフロッグ)は、2025年第3四半期の決算を発表し、大幅な収益増加を明らかにした。同社の総収益は1億3,690万ドルに達し、前年比26%増となった。クラウド収益も大幅に増加し、6,340万ドルに達し、前年比50%増となった。年間経常収益(ARR)が100万ドルを超える顧客数も前年比54%増の71社となった。
JFrogのCEO兼共同創業者であるShlomi Ben Haim氏は、JFrogが現代のソフトウェア開発、セキュリティー、そしてデプロイメントにおける記録システムとしての役割を強調した。彼は、DevOps、DevSecOps、MLOpsにおける同社の強力な実行力と、ガバナンスとコンプライアンスへの継続的な拡大を強調した。同社の革新的なアプローチと規律あるオペレーションは、急速に変化する環境において持続的な成長を推進する上で重要な役割を果たしてきた。
2025年第3四半期の財務ハイライトには、GAAPベースの売上総利益が1億600万ドル、GAAPベースの売上総利益率が77.4%であることも含まれている。非GAAPベースの売上総利益は1億1,490万ドル、非GAAPベースの売上総利益率は83.9%だった。GAAPベースの営業損失は2,160万ドル、非GAAPベースの営業利益は2,560万ドルだった。GAAPベースの1株当たり純損失は0.14ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.22ドルだった。また、営業キャッシュフローは3,020万ドル、フリーキャッシュフローは2,880万ドルだった。
事業と製品のハイライトとして、JFrogのクラウド収益は総収益の46%を占め、前年同期の39%から増加した。また、直近4四半期の純ドル維持率は118%だった。年間経常収益(ARR)が10万ドルを超える顧客数は、前年同期の966社から1,121社に増加した。さらに、DevGovOps向けのJFrog AppTrustと、AIモデルの配信を統制および保護するためのJFrog AI Catalogをリリースした。さらに、2025年11月1日付でSigal Zarmi氏がJFrogの取締役に就任することも発表された。
出典:JFrog
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