DevOps、DevSecOps、MLOpsソリューションのリーディングプロバイダーであるJFrog(ジェイフロッグ)は、カリフォルニア州ナパで年次ユーザーコンファレンス「swampUP 2025」を開催した。このイベントには業界の専門家やソートリーダーが集まり、ソフトウェアサプライチェーンのセキュリティーの将来、DevOpsにおけるAIの役割、AIモデル管理における課題と機会について議論した。
コンファレンスは、JFrogのCTO兼JFrog Security担当SVPであるAsaf Karas氏による基調講演で幕を開けました。Karas氏は、ソフトウェアサプライチェーンのセキュリティーにおける進化する課題について強調した。Karas氏は、チームがシステムに入るものを効果的に管理・キュレートし、正確性を確保しながら修復を迅速化する必要性を強調した。Karas氏はまた、開発者がコーディング中に脆弱性を特定し、自動的に修正するソリューションであるJFrogのAgentic Remediationも発表した。
コンファレンスのもう一つのハイライトは、JFrogのセキュリティー担当バイスプレジデントであるEyal Dyment氏と、DevOps担当JFrogバイスプレジデントであるYossi Shaul氏によるセッションだった。両氏は、リリースライフサイクル全体にわたる完全な可視性と制御を提供する、完全に安全で証明可能なパイプラインの必要性について議論した。両氏は、ソフトウェアのセキュリティー、品質、パフォーマンス指標の包括的なビューに加え、証拠に基づくポリシーとコンテキストに基づいたインサイトを提供するソリューションであるJFrog AppTrustを紹介した。
コンファレンスでは、JFrogのMLOps担当バイスプレジデント兼CTOであるYuval Fernback氏と、NVIDIAのNVIDIA AI Enterpriseプロダクトマネージメント担当シニアディレクターであるAdel El Hallak氏によるセッションも開催され、コードやバイナリーと同様の厳密さで機械学習モデルを管理することの重要性について議論した。両氏は、最高レベルのセキュリティーとガバナンスを維持しながら、AIの急速な進化に組織が対応できるよう設計された製品、JFrog AI Catalogを紹介した。
コンファレンスは、JFrogの共同創業者兼CTOであるYoav Landman氏による基調講演で締めくくられた。Landman氏は、DevOpsの将来と、パッケージの構築、セキュリティー保護、デプロイといった重要なプロセスを推進する自律エージェントの役割について議論した。Landman氏は、AIを活用した最新のソフトウェアデリバリーを加速するための、ゼロコンフィグレーションで完全に透過的なエージェントリポジトリーであるJFrog Flyを紹介した。
出典:JFrog
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