LaunchDarkly(ローンチダークリー)が「Audiences」を発表:リアルタイムのソフトウェア開発インパクト追跡を実現する画期的な機能

LaunchDarkly(ローンチダークリー)が「Audiences」を発表:リアルタイムのソフトウェア開発インパクト追跡を実現する画期的な機能

大手ソフトウェア企業であるLaunchDarkly(ローンチダークリー)は、「Audiences」という新機能を導入した。この革新的なツールは、機能フラグの評価を、その背後にあるユーザーやセッションに直接結び付けるように設計されている。これにより、チームは影響をリアルタイムで追跡し、フラグを可観測性データにリンクさせ、問題をより迅速に解決できるようになる。Audiencesの導入は、複数のツール間でログ、トレース、フラグ履歴を手動で相互参照する必要がなくなるため、ソフトウェア開発分野における大きな前進だ。このプロセスは時間がかかり、エラーが発生しやすいものだった。

Audiencesの導入により、フラグが変更されると、LaunchDarklyは特定のユーザー、アカウント、デバイスなど、誰が評価したかを表示できるようになった。これは、フラグのダッシュボードに新しく追加されたAudienceタブから可能になる。このタブでは、フラグを評価した全てのユーザーまたはコンテキストを表示し、バリエーションでフィルタリングしたり、最後にフラグを評価した日時を確認したりできる。Observability SDKを使っている場合は、最新のセッションリプレーを視聴して、評価前後の状況を把握できる。これにより、フラグアクティビティーの包括的かつ追跡可能な記録と、ロールアウト対象オーディエンスの実用的なビューが得られる。

Audiencesの機能は、回帰分析などの状況で特に役立つ。例えば、新機能がフラグ付きでロールアウトされ、監視システムが500(内部サーバー)エラーの増加を報告した場合、この機能を使ってフラグを開き、「treatment」バリエーションを配信したユーザーをフィルタリングし、エラーが発生したセッションを即座に確認できる。これらは全てLaunchDarkly内で実行できるため、複数のツールを切り替える必要はない。

Audience機能のメリットは多岐にわたる。フラグ変更の影響を受けたユーザーまたはセッションとその原因を迅速に特定できるため、インシデント解決が迅速化される。また、フラグ評価、ユーザーセッション、可観測性データを1つの統合ビューにまとめることで、可視性が向上し、サイロ化が削減される。これにより、調査中に即座にコンテキストを把握できる。さらに、デバッグ、事後検証、リリース検証のための信頼できる情報源を共有できるため、チーム間の連携もよりスマートになる。Audienceビューは、LaunchDarkly Guardianの全てのユーザーに、ガードリリースと通常のフラグロールアウトの両方で利用できるようになった。この新機能は、LaunchDarklyの継続的なイノベーションと顧客満足への取り組みの証だ。

出典:LaunchDarkly

この製品の詳細については、LaunchDarkly製品ページをご覧ください。

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