大手インシデント管理プラットフォームのPagerDutyは、チームメンバーにインシデントの役割を割り当てる新機能を導入した。この機能は現在、ウェブ UI、Slack、オンコールスケジュール、Incident Workflowsで利用可能で、各チームメンバーの責任を明確に定義することで、インシデント発生時の混乱を解消するように設計されている。このイノベーションは、インシデント管理の効率と有効性を高めるというPagerDutyの取り組みの一環であり、インシデント管理のエンタープライズプランのユーザーが利用できる。
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また、PagerDutyはPagerDuty Analyticsに関する新しいコースを開始した。このコースは、ユーザーがインシデント管理でデータを活用できるようにし、履歴データにアクセスして分析し、活用して運用の成熟度を向上させるスキルを身に付けることを目的としている。このコースでは、フィルタリング、検索、インシデントアクティビティーの理解など、さまざまなトピックを取り上げ、インシデント管理の継続的な改善を促進するように設計されている。
PagerDutyは、いくつかの新機能への早期アクセスも提供している。これには、コンテンツベースとインテリジェントIntelligent Alert GroupingIntelligent Alert Groupingをフレキシブル時間枠と組み合わせ、複数のサービスにわたって最大限の精度と相関関係の制御を実現するグローバルインテリジェント アラートグループ化や、履歴データとシステム状態を使用してルーティング ルールを動的に適応させるダイナミックルーティングが含まれる。もう1つの早期アクセス機能は、チームのパフォーマンスを向上させるためのパーソナライズされた推奨事項を提供するOperational MaturityRecommendationsだ。
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さらにPagerDutyでは、6月30日より全てのアカウントをResponse PlaysからIncident Workflowsに移行。この移行による価格の変更や、ユーザーが利用できる機能が失われることはない。ユーザーは一般的なインシデントアクションのシーケンスを簡単に設定して実行できるようになる。
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さらに、PagerDutyはモバイルアプリにいくつかのアップデートを加えており、Androidユーザーが重要なアラートの量をカスタマイズできる新機能も含まれている。この機能は、重大なインシデント発生時に通知による混乱を軽減するように設計されている。
この製品の詳細については、PagerDuty製品ページをご覧ください。