デジタルオペレーションマネージメントの分野で著名なPagerDuty(ページャーデューティー)は、取締役会への重要なメンバーの増員を発表した。これは、著名な投資会社Scalar Gauge Fundとの協力契約の一環として行われる。この契約に基づき、経験豊富な経営幹部兼取締役であるDonald J. Carty氏がPagerDutyの取締役会に就任した。この任命は即時発効し、取締役会は10名体制となる。Carty氏は、PagerDutyの2026年度年次総会までクラスI取締役を務め、監査委員会にも参加する。
PagerDutyの会長兼CEOであるJennifer Tejada氏は、Carty氏の就任に強い期待を示した。彼女は、上場企業におけるCarty氏の豊富なリーダーシップと取締役としての経験を高く評価し、これがPagerDutyの価値創造戦略の実行に大きく貢献すると考えている。また、Tejada氏は、エンタープライズ顧客への注力、市場開拓アプローチの進化、そしてプラットフォーム戦略の洗練に向けた同社の戦略的転換についても強調した。彼女は、これらの変化が事業に大きな勢いをもたらしていると考えている。Carty氏の就任は、過去1年間で3人目の経験豊富なエンタープライズリーダーの取締役会への加入となり、会社の戦略と運営に新たな視点をもたらす。
Scalar Gaugeの創設者兼ポートフォリオマネージャーであるSumit Gautam氏も、今回の協力契約についてコメントした。Gautam氏はPagerDutyの取締役会および経営陣と意見交換する機会を歓迎し、Carty氏の経験が株主価値の向上に役立つと確信していると述べた。Gautam氏はまた、Scalar Gaugeは引き続き取締役会と協力し、同社の発展を支援していくと述べた。協力協定の一環として、Scalar Gaugeは慣例的な停止条項および議決権行使義務に同意した。完全な協力協定は、Form 8-KによりSECに提出される。
出典:PagerDuty
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