PagerDuty(ページャーデューティー)は2026年6月、いくつかの製品アップデートを実施した。
まず、新しいスケジュール作成機能である、Shift-Based Schedulesが提供開始になった。
本機能は、iCal標準(GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと同じ基盤)に基づいて構築されており、チームにモダンで柔軟、かつ管理しやすい体験を提供する。
今まで同様に、組織の働き方に合わせて柔軟にシフトを作成できる一方で、よく使われるような以下のケースのような時に必要なシフトをすぐに設定できるようなテンプレートもいくつか提供している。
・Weekly Handoff(24/365の体制で、一人ずつ1週間ごとに交代するようなシフトを組まれている場合)
・Workweek/Weekend(24/365の体制で、平日担当と休日担当が存在しているシフトを組まれている場合)
・Follow the Sun(24/365の体制で、日中・夜間・休日など細かく担当が分かれているケース、ないしは複数のタイムゾーン跨ぎでシフトを組まれている場合)
本機能は、ウェブUI、API、モバイルアプリ(閲覧+一部のオーバーライドに対応)、およびTerraformにおいて、全ユーザー向けに順次展開されている。なお、既存のスケジュールは、Legacy Scheduleとして引き続きそのまま機能し、編集も可能です。移行用のアップグレードツールも間もなく提供予定だ。
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そして、PagerDutyのMCP(Model Context Protocol)サーバーの機能が拡張され、Analytics & ReportingおよびBusiness Servicesに関しても参照・設定対象にできるようになった。
これにより、各チームはインシデントの集計データ、サービスメトリクス、そしてチームメトリクスを簡単に可視化できるようになる。また、Business Servicesに関しては、今回のリリースで「ビジネスサービスの依存関係」「サブスクライバー管理」「影響を受けるサービスの分析」、および「Priorityの割り当て」機能が追加されている。
さらに、今回のアップデートにおいて、「Service Dependency Graph」と「On-Call compensation report」といった機能も新たに登場しており、サービスの依存関係やチームのインシデント対応状況に関する情報へのより簡単なアクセスを実現する。
Event OrchestrationのConnect Modeが一般提供開始になり、拡張性に優れたイベント駆動型の自動化を実現できるようになった。
この機能強化により、従来難しかったルール間の接続のつなぎ換えを、直感的なドラッグ&ドロップで行える。さらに、同じルールを複数の接続元から再利用することもできるので、重複するルールが削減され、高度なオーケストレーションの構築にかかる時間が短縮されるほか、軽微なデータのクリーニング作業を一元管理できるようになる。AIOpsユーザー向けに一般提供が開始されている。
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Microsoft Teamsのユーザーは、チャットからInsightsエージェントに直接アクセスできるようになった。インシデントの発生件数、チームのパフォーマンス、サービスの健全性などについて、自然言語で質問するだけで、オンデマンドで回答を得ることができる。手作業による面倒な情報収集や、データ分析の専門知識は一切不要だ。
さらに、プロアクティブな運用改善のための推奨事項の提示や、わずか数クリックで最適化のアクションを実行できる機能も今後リリースされる予定となっている。
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PagerDutyのSlack新機能が早期アクセスに登場、以下の機能が追加となっている。PagerDutyとSlackを連携させて活用することで、日常的に使用するチャットツール上でも迅速なインシデント対応を行える。
・新しいオンボーディングチュートリアル
・インシデント個別チャネルの自動作成
・迅速なインシデント周知機能: 1クリックでアラートをエスカレーション可能に
・オンコール機能の拡張: Slackからレスポンダーを直接呼び出し可能に
・レスポンダー向け機能の強化: インシデントの再オープンや、チームメンバーへの再通知に対応
・設定の一元化
本機能は、PagerDuty Advanceユーザー向けに早期アクセスを提供中だ。申し込みはこちら
出典:PagerDuty
この製品の詳細については、PagerDuty製品ページをご覧ください。