デジタルオペレーションマネージメントのリーディングカンパニーであるPagerDuty(ページャーデューティー)は、2026年度第1四半期の売上高が大幅に増加したと発表した。同社の売上高は前年同期比7.8%増の1億1,980万ドルに到達。この成長は、エンタープライズ向け販売・サービスの拡大、そして強力なAIエージェントによるオペレーションクラウドの進化という戦略的重点施策によるものだ。
同社の年間経常収益(ARR)も前年同期比7%増の4億9,600万ドルと大幅に増加した。この成長は、ARRが10万ドルを超える顧客数の増加によるもので、2025年4月30日時点で5%増の848社となった。同社のドルベースの純顧客維持率は2025年4月30日時点で104%となり、強力な顧客維持率を示している。
PagerDutyは、目覚ましい売上高成長にもかかわらず、1,030万ドルの営業損失を計上し、営業利益率はマイナス8.6%となった。しかしながら、非GAAPベースの営業利益は2,440万ドル、非GAAPベースの営業利益率は20.3%だった。PagerDuty普通株主に帰属する1株当たり純損失は0.07ドル、PagerDuty普通株主に帰属する非GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益は0.24ドルだった。
顧客数の増加について、PagerDutyは2025年4月30日時点で有料顧客数が15,247人となり、2024年4月30日時点の15,120人から増加したと報告している。無料および有料の顧客数は2025年4月30日時点で合計32,000人を超え、2024年4月30日から約9%増加した。2025年4月30日時点での残存履行義務は4億3,000万ドルで、今後12力月間で約3億200万ドル(70%)の収益を計上すると予想している。
PagerDutyの2026年度第2四半期の財務見通しでは、総収益が1億2,250万ドル~1億2,450万ドルと予測されており、前年比6%~7%の成長率となる。PagerDuty普通株主に帰属する当社の非GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益は、0.19ドル~0.20ドルと予想されている。2026年度通期では、総売上高は4億9,300万ドル~4億9,900万ドルと予想されており、これは前年比5%~7%の成長率となる。
これらの財務実績と予測は、PagerDutyの継続的な成長と、デジタルオペレーションマネージメント分野における確固たる市場ポジションを浮き彫りにしている。イノベーションと顧客維持への注力に加え、戦略的提携と製品強化により、今後の成長と収益性の向上が期待される。
出典:PagerDuty
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