業界をリードするワークマネージメントプラットフォームであるSmartsheet(スマートシート)は、オーストラリアに新たなリージョンを開設し、グローバル展開を拡大した。この戦略的な動きは、組織がオーストラリアプライバシー法およびGDPRなどの地理的規制やデータプライバシー法を遵守できるよう支援することを目的としている。新しいSmartsheet Regions Australiaは、組織が地域のプライバシーとガバナンスの要件を満たし、業務効率とデータセキュリティーを向上させることを目指している。
オーストラリアの新リージョンは、Smartsheetのグローバルインフラストラクチャーにとって重要な追加となる。お客様はデータのホスティング場所を柔軟に選択できるため、組織の地域におけるプライバシーとガバナンスのニーズに対応できる。データはオーストラリアのシドニーにホスティングされ、オーストラリアのメルボルンにバックアップが配置されているため、堅牢なデータ保護とユーザーへの迅速なアクセスが保証される。
ただし、顧客データが保存されるリージョンはアカウント作成時に決定されることに注意が必要だ。データプライバシーと規制基準を満たすため、リージョン間の接続は確立されていないため、リージョン間のデータ移行は有効になっていない。また、現在オーストラリア地域向けのSmartsheetテンプレートは利用できないが、近日中に利用可能になる予定だ。
Smartsheetは、オーストラリアの新リージョンに加え、ユーザーの懸念事項に対応し、データをよりお客様に近づけるために、EUデータセンターも提供している。これにより、国際的なデータ転送とデータ保管に関するリスクを管理し、ユーザーがコンテンツのデータセンターの所在地をコントロールできるようになる。
出典:Smartsheet
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