ウェブパフォーマンスプラットフォームのリーディングカンパニーであるSpeedCurve(スピードカーブ)は、ユーザーエクスペリエンスの向上と、ページ構成が主要なユーザーエクスペリエンス指標に及ぼす影響をより包括的に理解することを目的として、ウォーターフォールチャートに一連のアップデートを導入した。これらのアップデートは、社内外からのユーザーからのフィードバックに基づくものであり、ユーザーニーズに基づいた継続的な改善へのSpeedCurveのコミットメントを示すものだ。
重要なアップデートの一つは、ウォーターフォールをさまざまなタイムラインイベントに合わせてトリミングする機能だ。この機能により、ユーザーはクリティカルレンダリングパスに焦点を当て、FCP(First Contentful Paint)やLCP(Largest Contentful Paint)といったイベントにおける潜在的な遅延を特定できる。ウォーターフォールはこれらのイベントに合わせてトリミングされ、表示可能なタイムラインを超えるリクエストは右側にフェードアウトする。この機能は、Tammy Everts氏による「重要なことに集中する」という講演から着想を得ている。
もう一つの重要なアップデートは、ウォーターフォールチャートに接続フェーズとLCPバッジが追加されたことだ。ウォーターフォールオプションで、リクエストバーをコンテンツタイプと接続フェーズの間で切り替えられるようになった。最初の細いバーはDNS、Connect、SSLの接続状態を示す。太いバーの色はコンテンツタイプを示し、最初の明るい色は最初のバイトまでの時間を示す。LCPに関連するリクエストにもバッジが表示されるため、ウォーターフォールで読み込みが遅い画像を簡単に見つけられるようになった。
これらのアップデートに加えて、SpeedCurveはウォーターフォールリクエストを展開する際に生のヘッダーを表示できる機能も導入した。サーバータイミングヘッダーがある場合は、専用のタブに分離されるため、簡単にスキャンできる。この機能により、ユーザーは各リクエストをより深く掘り下げて分析し、パフォーマンス問題の根本原因を特定できる。
これらのアップデートにもかかわらず、SpeedCurveは常に改善の余地があることを認識している。同社はフィードバックを積極的に受け入れており、ユーザーにとってプラットフォームをより快適で便利なものにするために、どのような小さな調整が効果的かを熱心に考えている。このフィードバックへのオープンな姿勢と継続的な改善への取り組みこそが、ウェブパフォーマンス業界におけるSpeedCurveの強みだ。
出典:SpeedCurve
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