ウェブパフォーマンス監視プラットフォームのリーディングカンパニーであるSpeedCurve(スピードカーブ)は、パフォーマンスバジェット管理システムを大幅にアップデートした。このアップデートは、パフォーマンスバジェットの作成、管理、監視プロセスを合理化し、よりユーザーフレンドリーで効率的なものにすることを目的としている。これまで、パフォーマンスバジェットは複数の「Favorites」ダッシュボードに分散しており、管理が困難だった。しかし、今回のアップデートにより、パフォーマンスバジェットの管理は専用の「Budgets」ダッシュボードに移行され、ユーザーはバジェットに関するあらゆるニーズを一元的に管理できるようになる。
新しいBudgetsダッシュボードには、ユーザーエクスペリエンスの向上とワークフローの改善を目的とした多数の機能が搭載されている。ユーザーは、好みに応じてリスト表示とカード表示を選択できる。さらに、強力なフィルターが導入され、特定の予算を素早く見つけられるようになった。これは、複数のサイトを管理する大規模なチームにとって特に便利な機能だ。各予算には、現在のステータスと直近のパフォーマンスの詳細なビューが含まれるようになり、ユーザーはしきい値に対する指標の傾向を包括的に把握できる。
これらの機能に加えて、予算に名前と説明を追加できるようになり、特にチームメンバーとの共同作業において、より詳細なコンテキストと明確さを提供できるようになった。今回のアップデートでは、予算の種類も改善され、絶対予算と変化率予算が区別されるようになった。この変更により、変化率予算を設定するために絶対予算を作成する必要がなくなり、パフォーマンス予算の柔軟な設定が可能になる。変化率予算には視覚化機能が追加され、指標がしきい値を超えたタイミングと場所をより簡単に特定できるようになった。
今回のアップデートでは、アラート履歴機能も導入され、アラートの送信日時とその時点の予算のステータスを追跡できるようになった。予算超過時には、引き続きメールまたはウェブフックで通知が届く。さらに、全てのパフォーマンスバジェットに監査証跡が追加され、誰が変更を行ったか、何が編集されたかの完全な履歴が提供される。この機能は、チーム間の透明性とコラボレーションを促進する。これらの改善に加えて、ユーザーは引き続き「Favorites」ダッシュボードに予算チャートを追加できるため、既存のパフォーマンスバジェットをそのまま維持できる。
出典:SpeedCurve
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