大手動画プラットフォームであるVimeo（ヴィメオ）は、大企業が動画コンテンツ管理で直面する課題を解決する革新的なソリューション「Workspaces」を発表した。収益の向上、従業員エクスペリエンスの向上、そして業務効率の向上を実現する、単一のエンドツーエンドソリューションを提供する。Workspacesは、チームの自律性を損なうことなく動画インフラを統合することを目指した、Vimeo Enterprise独自のサービスだ。
Workspacesは、単一の組織を独立した事業部門、ブランド、地域、またはチームに分割し、それぞれが独自のコンテンツとツールを管理できるように設計されている。「親子アーキテクチャー」と呼ばれるこの構造により、経営幹部は組織全体の可視性を高め、より強力なビジネス成果を推進できる。アカウントの最上位層である組織は、ブランド、事業部門、チーム、プロジェクト全体にわたる監督とガバナンスを提供する。管理者は、各部門のニーズに合わせて環境をカスタマイズし、カスタマイズされた効率的なワークフローを確保できる。
また、Workspacesは、リソース割り当ての問題にも独自のソリューションを提供する。ストレージ、帯域幅、AIクレジットなどのリソースは全て組織レベルで管理され、それらのリソースを使う各ワークスペースに割り当てられる。これにより、財務リーダーは使用状況を監視し、投資規模を適切に調整することで、未使用のリソースの無駄を回避できる。また、このプラットフォームは、特定のビジネス領域に関する詳細なインサイトとともに、動画の投資収益率（ROI）を明確に把握できる。
Workspacesのプラットフォームはセキュリティーにも配慮して設計されている。複数のツールを連携させるのではなく、単一の動画プラットフォームを活用することで、セキュリティーギャップのリスクを軽減し、CIOやCSOに即時の価値をもたらす。また、一元化されたガバナンスにより、経営陣はコンプライアンスに必要なセキュリティーとプライバシー基準を維持しやすくなる。独自の機能とメリットを備えたWorkspacesは、大企業の動画コンテンツ管理方法を刷新し、将来を見据えた動画戦略ソリューションを提供する。
出典：Vimeo
この製品の詳細については、Vimeo製品ページをご覧ください。
