サイバーセキュリティーソリューションのリーディングプロバイダーであるWallarm(ワラーム)は、Security Edgeのユーザー向けに3つの新機能を発表した。これらの機能強化は、ユーザーの制御性と柔軟性を高めるとともに、システム全体のセキュリティーとパフォーマンスを向上させることを目的としている。
新機能の第一弾は、カスタムブロックページの導入だ。この機能により、ブロックされた悪意のあるアクティビティーへの対応として表示される、パーソナライズされたブロックページを設定できる。標準の403レスポンスの代わりに、ブロックされたトラフィックに対して、ブランド固有のレスポンスを提供できるようになる。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上するだけでなく、企業のブランドアイデンティティーも強化される。
2つ目の機能は、アクセス制御リスト(ACL)のサポートだ。この機能により、ユーザーはAPIの特定のホストやロケーションへのアクセスを許可するIPアドレスを定義するリストを作成および管理できる。これにより、ユーザーはシステムへのアクセス権限とその権限を制御でき、セキュリティーがさらに強化される。ACLはSecurity Edge設定の一部であり、Security Edgeノードに適用される。
3つ目の機能は、コンテンツキャッシュのサポートだ。この機能により、Security Edge Inlineノードが特定のホストや場所からのレスポンスをどのように保存し、再利用するかを決定するキャッシュルールを定義できる。頻繁に発生するリクエストへのレスポンスを保存・再利用することで、バックエンドサーバーの負荷を軽減し、応答時間を短縮し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。これにより、システムのパフォーマンスが向上するだけでなく、効率性も向上する。
これらの新機能は、進化するユーザーニーズに応えるために、製品とサービスを継続的に改善するというWallarmのコミットメントを示すものだ。ユーザーにさらなる制御性と柔軟性を提供し、システムのセキュリティーとパフォーマンスを向上させることで、Wallarmは企業がデジタル資産を保護し、絶えず変化するサイバーセキュリティーの分野で優位性を維持できるよう支援する。
詳細はSecurity Edgeのドキュメントを参照
出典:Wallarm
この製品の詳細については、Wallarm製品ページをご覧ください。