Wallarmは、APIとエンドポイントの包括的なインベントリーを組織に提供するツールであるAPI Discoveryインターフェイスの一連の機能強化を発表した。これらの機能強化は、顧客からのフィードバックに直接応えたものであり、APIセキュリティーの管理においてより詳細でユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを提供することを目指している。
重要なアップデートの1つに、レスポンススキーマ機能の導入がある。この機能を使用するには、ノード バージョン4.10.2を使用する必要がある。この機能により、APIレスポンスで見つかったパラメーターを解析して表示できる。以前は、リクエストで見つかったパラメーターに主に重点が置かれていた。この新しい機能により、ユーザーはAPIとエンドポイント間のやり取りについてより深い洞察を得ることができ、APIエコシステムを効果的に監視および保護する能力が向上する。
レスポンススキーマに加えて、Wallarmはレスポンスの機密データ検出機能も実装し、リクエストパラメーターに使用されるロジックを反映している。この機能強化は、機密データが処理されるAPI内の領域を特定して保護する能力を拡張するため、機密情報を扱う組織にとって非常に重要だ。これにより、Wallarmはデータプライバシーと規制遵守に関する高まる懸念に対処し、ユーザーにデジタルアセットをより適切に保護するためのツールを提供する。
さらに、WallarmはAPI Discoveryインターフェイス内のヘッダーの表示を改善した。使いやすさを向上させるため、インターフェイスでは、ヘッダーやその他のパラメーターが折りたたみ可能なリストに表示されるようになった。この設計変更により、ユーザーインターフェイスが乱雑になることなく全てのヘッダーを表示できるようになり、ユーザーはAPIデータを簡単にナビゲートして管理できる。この更新は、複雑なAPIデータ構造を処理しながらシームレスで効率的なユーザーエクスペリエンスを提供するというWallarmの取り組みを反映している。
WallarmのAPI Discoveryインターフェイスに対するこれらの機能強化は、ユーザーの入力に基づいて製品を改良するという同社の継続的な取り組みの一環だ。Wallarmは、製品を継続的に進化させることで、絶えず変化するデジタル環境において組織が堅牢なAPIセキュリティー体制を維持できるよう支援している。
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出典:Wallarm
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