API自動攻撃防御のリーディングプロバイダーであるWallarm(ワラーム)は、「Mitigation Controls(緩和制御)」という新機能を導入した。この革新的な機能は、カスタムレスポンスアクションの設定と管理のプロセスを簡素化するように設計されている。これまで、これらの機能はWallarmのルールとトリガー内に分散していたため、管理が複雑だった。しかし、Mitigation Controlsの導入により、ユーザーはこれらの機能を全て1カ所で利用できるようになり、管理と設定が容易になる。
Mitigation Controlsは、メニューのSecurity Controlsセクションに独立したメニュー項目として表示される。この新機能により、さまざまな対応オプションが一元化されたインターフェイスにまとめられる。ユーザーは、ブロッキングモード、GraphQLポリシー、カスタムBOLAプロテクションなどの機能を簡単に設定でき、対応アクションをよりユーザーフレンドリーかつ効率的に管理・制御できる。
各緩和制御で利用可能な設定と対応オプションは、制御によって異なる。これにより、ユーザーは希望する緩和結果を生成するために必要な情報を得ることができる。これは、各ユーザーの特定のニーズに対応できる、柔軟で適応性の高いシステムだ。緩和制御はNode.js 6.5.x以降で利用可能だ。
ブルートフォース、強制ブラウジング、BOLAのトリガーを設定済みの既存のお客様は、全てのノードが互換性を確保次第、個別に移行を実施する。これにより、全てのユーザーにとってスムーズな移行が実現し、業務への影響を最小限に抑えることができる。
Mitigation Controlsとその設定に関するWallarmドキュメントはこちら
出典:Wallarm
この製品の詳細については、Wallarm製品ページをご覧ください。