大手サイバーセキュリティー企業であるWallarm(ワラーム)は、APIセッションのユーザーエクスペリエンスを大幅に強化した一連の機能強化を発表した。これらの機能強化は、ユーザーが重要なAPIセッションの詳細に、より効率的かつ迅速にアクセスできるようにすることを目的としている。Wallarmはユーザーエクスペリエンスを継続的に向上させるというコミットメントを、業務の効率化と生産性の向上を目的としたこれらのアップデートに明確に示している。
主要な改善点の1つはパフォーマンスの向上で、セッションの読み込み時間が短縮される。これは特に大規模なデータセットを扱うユーザーにとって大きなメリットとなり、長い待ち時間を効果的に解消する。この機能により、生産性が向上し、ユーザーエクスペリエンス全体が向上することが期待される。
もう1つの注目すべき機能強化は、除外フィルターの導入だ。この機能により、APIセッションを包含条件と除外条件の両方でフィルタリングできる。これにより、より絞り込んだ検索結果が提供され、ユーザーは必要な情報をより迅速かつ正確に見つけることができる。さらに、日付とリクエスト数で並べ替え可能な列の導入により、ユーザーの利便性がさらに向上した。
同社はセッション詳細セクションにも改良を加えた。アイコンとハイライト表示の導入によりデータの視認性が向上し、ユーザーは特定の情報を見つけやすくなった。さらに、折りたたみ可能なセクションの導入により、使用頻度の低いデータを必要な時まで非表示にすることができ、表示を効率的に合理化できる。この機能は、不要な情報に煩わされることなく特定のデータに集中したいユーザーにとって特に便利だ。
インテリジェントリンク機能も重要なアップグレードの1つだ。この機能により、ユーザーは直感的なリンクを使ってセッションの詳細間を素早く移動できる。これにより、ユーザーの時間を節約し、ナビゲーションプロセスをより効率的に行うことができる。最後に、攻撃の詳細表示機能が導入され、検出された攻撃とその詳細をAPIセッションインターフェイス内で直接確認できるようになった。
出典:Wallarm
この製品の詳細については、Wallarm製品ページをご覧ください。