著名なソフトウェア企業であるAdobe(アドビ)は、2025年5月30日を期末とする2025年度第2四半期の業績を発表した。ビジネスプロフェッショナルと消費者、そしてクリエーティブおよびマーケティングプロフェッショナルに革新的なソリューションを提供するという同社の戦略は、顧客から高い評価を得ている。こうした好意的な反応を受け、Adobeは2025年度の収益目標を引き上げた。同社のAIイノベーションは、業界の変革において大きな前進を遂げており、個人と企業が創造性を新たな高みへと引き上げることを可能にしている。
上半期の好調な業績を受け、Adobeは2025年度の総売上高とEPS目標を引き上げた。Adobeは、顧客グループ全体にわたるAIイノベーションへの投資を継続し、価値実現の強化と顧客基盤の拡大を目指す。2025年度第2四半期には、Adobeは過去最高の売上高58億7,000万ドルを達成し、前年同期比11%増となった。第2四半期のGAAPベースの営業利益は21億1,000万ドル、非GAAPベースの営業利益は26億7,000万ドルだった。Adobeの営業キャッシュフローは21億9,000万ドルだった。
2025年度第2四半期の事業セグメント別ハイライトとして、Adobeのデジタルメディアセグメントの売上高は43億5,000万ドルで、前年同期比11%増となった。四半期末時点のデジタルメディアの年間経常収益(ARR)は180億9,000万ドルで、前年同期比12.1%増となった。デジタルエクスペリエンスセグメントの売上高は14億6,000万ドルで、前年同期比10%増となった。デジタルエクスペリエンスセグメントのサブスクリプション売上高は13億3,000万ドルで、前年同期比11%増となった。
Adobeのビジネスプロフェッショナルおよびコンシューマーグループのサブスクリプション売上高は16億ドルで、前年比15%増となった。クリエーティブおよびマーケティングプロフェッショナルグループのサブスクリプション売上高は40億2,000万ドルで、前年比10%増となった。Adobeは、2025会計年度第3四半期の財務目標として、総売上高を58億7,500万ドル~59億2,500万ドル、デジタルメディア事業の売上高を43億7,000万ドル~44億ドル、デジタルエクスペリエンス事業の売上高を14億5,000万ドル~14億7,000万ドルとしている。また、2025会計年度の財務目標として、総売上高を235億ドル~236億ドル、デジタルメディア事業の売上高を174億5,000万ドル~175億ドル、デジタルエクスペリエンス事業の売上高を58億ドル~59億ドルとしている。
出典:Adobe
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