AIソフトウェアデリバリープラットフォームを提供するHarness(ハーネス)は、Google CloudのAPI管理プラットフォーム「Apigee」との機能連携を発表した。本連携により、Apigeeを利用する企業は自社環境で稼働するAIエージェント、AIサービス、ツール、およびMCP(Model Context Protocol)ワークフローをリアルタイムで自動検知・保護できるようになる。
従来型のアプリケーションセキュリティー(AppSec)手法では、自律的に動作・進化するAIエージェントや複雑なAIエコシステムを保護しきれないという問題が存在していた。レポートによると、開発者の74%が「セキュリティー対策がAIイノベーションの妨げになっている」と感じている一方、セキュリティー担当者の62%が「開発側がAIセキュリティーの責任を十分に果たしていない」と回答しており、開発者とセキュリティーチームの双方を網羅する専用のセキュリティーアプローチが求められていた。
主な機能と特長は以下の通り。
AIエージェントおよびアセットの自動検知:Apigeeを経由する全てのAIアセット、MCPサーバー、プロンプト、ツールを自動的にインベントリー化。さらにAgent SPM(セキュリティーポスチャー管理)機能により、新しく起動するエージェントやAIアセット間の接続関係を可視化し、リスク状態を継続的に評価する。
リアルタイム保護を行うAIファイアウォール:運用中のエージェント間通信における不審な動き、プロンプトインジェクション攻撃、ツールの不正利用、データ漏洩リスクに対して、ランタイム時に自動でセキュリティーポリシーを適用・遮断する。
完全なトレーサビリティーを提供するAgentTrace:プロンプト、推論プロセスの履歴、ツール呼び出し、出力結果までのセッション全体を記録・可視化。非確定的な挙動を示すAIエージェントが意図通りに動作しているかをトレース監査できる。
HarnessとApigeeの統合機能は、両サービスの共通ユーザー向けに一般提供が開始されている。
出典:Harness
この製品の詳細については、Harness製品ページをご覧ください。