accessiBe(アクセシビー)は2026年11月3日、GitHub上でウェブアクセシビリティーの検証と自動修正を行う開発支援ツール「accessFlow Code Agent」を発表した。本ツールはWCAG 2.2ガイドラインに準拠したAI駆動のエージェント型修正基盤であり、開発者が日常的に利用するGitHubのワークフロー内で新規コードのアクセシビリティー課題を未然に防ぐとともに、既存のコードベースに蓄積された技術的負債を段階的に解消する。一般的なAIコーディングツールが文脈やデザイン意図を捉えきれず誤検知や不十分な修正を生じさせやすいのに対し、accessFlow Code AgentはaccessiBeが長年蓄積した監査データと約130の専門ルールに基づき、表面的なエラー回避ではなく根本的な問題解決コードを生成する。
本製品は主に2つの機能で構成されている。1つ目の「Code Agent PR」は、プルリクエストの作成や更新時に差分コードを自動検証する機能である。問題の概要とインラインでの修正案をレビューコメントとして提示し、開発者は1クリックで修正を取り込むか、または却下できる。また、プルリクエスト上でエージェントと直接対話し、問題の背景説明や代替案の提示、再レビューを指示することも可能となっている。ReactやNext.js、Vanilla JavaScriptといった利用フレームワークを自動識別し、既存のコード体系に適合した修正案を出力する。
2つ目の「Code Agent Repo」は、リポジトリー全体を日次または週次スケジュールで定期スキャンし、過去にデプロイされた既存コードのアクセシビリティー課題を解消する機能である。重要度の高いファイルから優先的に分析を行い、設定された深刻度以上の問題が検出された場合、修正を含んだプルリクエストを自動作成して開発チームに提示する。開発者の負担を考慮し、同時に開かれるプルリクエストの件数制限や深刻度別の段階的導入に対応している。
運用の柔軟性と安全面においても配慮がなされており、検出深刻度の下限設定、不要ルールの無効化、テストコードや外部ライブラリーなどの除外ディレクトリー設定、マージブロック条件の定義が可能となっている。また、プライベートかつ一時的な環境でコード解析が実行され、解析完了後に環境は破棄されソースコードが保持されることはない。除外設定されたファイルがAIモデルへ送信されることも防止されている。なお、本機能はaccessFlowスイートの一部であり、CI/CDパイプラインや外部AIアシスタントと接続するSDKおよびMCP、本番サイトを監視するSite Scannerと連携して運用できる。
出典:accessiBe
この製品の詳細については、accessiBe製品ページをご覧ください。