Smartsheet(スマートシート)は、オーストラリア政府の情報セキュリティー登録評価者プログラム「IRAP(Information Security Registered Assessors Program)」のアセスメントを「OFFICIAL: Sensitive(公式:機密)」分類レベルで完了したと発表した。オーストラリア政府機関および規制対象組織が、機密データに対するガバナンスと完全な制御を維持したまま、システムをまたぐ業務の統合やAIを活用したエンタープライズ作業管理プラットフォームを導入可能となった。
[豪サイバーセキュリティー企業Sekuroによる第三者評価と調達プロセスの簡素化]
今回の独立評価は、オーストラリアのサイバーセキュリティー企業Sekuroによって実施された。オーストラリア政府の情報セキュリティーマニュアル(ISM: Information Security Manual)に照らし合わせてプラットフォームの統制状況が検証されており、厳格な規制要件に準拠しながらミッションクリティカルな業務を安全に運用できる客観的な証拠として機能する。これにより、導入の遅延要因となりがちな政府調達、リスク評価、ベンダー審査の各プロセスが大幅に簡素化される。
[AIエージェント時代を見据えたガバナンスとAPAC市場での信頼性確保]
SmartsheetのAPACリーダーシップは、政府や規制産業において機密データの安全性を証明することが最大の導入障壁であり、IRAPの完了がその確固たる保証になると説明した。特に、人間のチームと協働してタスクを自律的に実行するAIエージェントの利用が進む中で、強制力を持つセキュアなガバナンス基盤の重要性が一段と増している点を強調している。また、ANZ地域のアナリストからも、第三者評価による裏付けがデータ主権やガバナンス機能と合わさることで、規制機関におけるDXの障壁を下げ、導入を加速させると評価されている。
[豪州内データレジデンシー「Smartsheet Regions Australia」との連携]
今回の評価完了は、現地のコンプライアンス需要に対応する一連の取り組みの一環である。Smartsheetは既にシドニーにホストされメルボルンにバックアップインフラを置くデータレジデンシーオプション「Smartsheet Regions Australia」を開設している。顧客はデータをオーストラリア国内に保持できるため、オーストラリア・プライバシー法(Australian Privacy Act)をはじめとする国内規制の遵守が容易となる。
[多層的なセキュリティー制御とISO 42001などの国際認証]
プラットフォームは最小権限のアクセスモデルを採用し、保存時および転送時の暗号化を徹底している。また、SOC 2 Type II、ISO 27001、ISO/IEC 27701、ISO 27017、ISO 22301といった国際的な認証を取得済みであることに加え、AI管理システムの国際規格であるISO 42001の認証も取得しており、AI運用の透明性と管理体制が確立されている。詳細なセキュリティーおよびコンプライアンス情報はSmartsheet Trust Centerにて公開されている。
出典:Smartsheet
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