Sumo Logic(スモーロジック)は、ユーザーによるデータ利用量の最適化およびプラットフォームの安全性の強化に向けて、2026年7月3日にダッシュボードの機能拡張とコレクター(Collector)のセキュリティーアップデートを公開した。今回のリリースにより、運用担当者はダッシュボード実行時におけるデータスキャン量を事前に精査できるようになるとともに、最新の脆弱性修正が適用された環境下で安全にログ収集インフラを運用することが可能となる。
ダッシュボードの効率的な運用とデータ管理を支援するため、Sumo Logicはダッシュボード全体および個別のセクションレベルで機能するスキャン見積もり(Scan Estimate)機能を導入した。ダッシュボードレベルでは、画面上に配置されたメーターアイコンをクリックすることで、現在アクティブなパネルと折りたたまれているパネルのそれぞれに分類された推定スキャンデータ量を確認でき、全体の負荷やコストを明確に可視化できる。さらに、特定のセクション内にあるパネル群のデータ量のみを把握したい場合には、該当するセクションヘッダーのメーターアイコンをクリックするだけで、その領域に特化した推定スキャンデータが表示される仕組みが整えられた。
また、ログ収集インフラの堅牢性と安定性を高めるための施策として、インストール型コレクター(Installed Collector)の最新バージョン19.536-14をリリースし、広範なセキュリティーパッチの適用を実施した。このアップデートでは、com.fasterxml.jacksonライブラリが最新のバージョン2.21へアップグレードされたほか、io.nettyパッケージがバージョン4.1.135.Finalへ刷新され、ハプロキシー(HAProxy)コーデックやDNSリゾルバー、HTTP2、Redisに関連する複数の脆弱性(CVE-2026-48059やCVE-2026-50560など)が包括的に修正された。さらに、org.apache.commons:commons-configuration2がバージョン2.15.0へ引き上げられて既知の脆弱性(CVE-2026-45205)に対処したことに加え、Dockerイメージに含まれるlibgnutls30やlibgcrypt20などのセキュリティー脆弱性も合わせて解消されている。
出典:Sumo Logic
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