Vimeo(ヴィメオ)は、動画配信プラットフォーム「Vimeo OTT」において2026年上半期(H1)に実施された新機能および機能改善をまとめたガイドを公開した。今回のアップデートは、「視聴者体験の向上」「エンゲージメントツールの拡張」「運用ワークフローの簡素化」「データおよび収益化の基盤強化」の4つの領域にわたって提供されている。
1. 視聴者体験の向上
・視聴者プロフィール機能:1つの契約アカウント内で最大4つ(メイン1+サブ3)の個別プロフィールを作成可能。ログインし直すことなく即座に切り替えられ、視聴履歴やマイリスト、おすすめコンテンツを個別に管理できる。
・キッズプロフィール:子供向けに指定されたコンテンツのみを表示し、成人向けコンテンツを検索結果含め非表示にする専用空間を提供。成人プロフィールへの切り替えにはメール認証が必要。
・PINコード保護:共有デバイスにおいて、保護者のプロフィールなどを4桁のPINコードで保護する機能。
・設定の保持とUXの改善:動画を移動しても音量や字幕設定が維持されるほか、一定期間放置されたタイトルの「Continue Watching」列からの自動削除、完了した動画への「Watched(視聴済み)」チェックマーク表示、検索結果でのコレクション(シリーズ・番組)の優先表示などが追加された。
2. エンゲージメントツールの拡張
・AIを活用したコンテンツ推奨:視聴者の視聴履歴に基づいて未視聴のコンテンツを自動で推奨するカテゴリ列を作成可能(Enterpriseアカウント向け)。
・「Coming soon」サムネイルと公開予約:今後公開予定のコンテンツにリリース日入りのプレースホルダーを表示し、事前通知の登録を受け付ける機能。
・Up Next(次に再生)オーバーレイのカスタマイズ:自動再生の案内を表示するタイミングを、動画終了前の5〜300秒の間で柔軟に設定可能。
・Notification Centerの強化:プッシュ通知の事前スケジュール配信や、お試し会員・契約プラン・国ごとのターゲット配信、ライブイベント向けの事前リマインダー通知に対応。
・コミュニティ機能とコメント欄の強化:購読期間に応じた継続特典バッジ(Seniority badges)の自動付与、コメントの固定、配信者専用の「いいね(Seller Likes)」、絵文字でのリアクション、高評価数による並び替え、CSVアップロードによる自動モデレーション(禁止ワードフィルター)を搭載。
・自動サムネイルバッジ:「New」「Leaving Soon(まもなく終了)」などのステータスラベルを自動付与。
3. 運用ワークフローの簡素化
・プロモコード検索:プロモコード一覧画面に検索バーが追加され、コード名で即座に検索可能。
・高評価・低評価ボタン(Thumbs up/down):視聴者がワンタップで動画に対するフィードバックを送信できる評価機能。
・クッキー同意バナーの自動更新:EU/UKや米国など、視聴者の地域に応じたプライバシー規制に対応したクッキー同意バナーを自動適用(2026年7月29日更新)。
4. データおよび収益化の基盤強化
・対応ジャンルの拡張:「スピリチュアル」「信仰」「狩猟」「クラシック音楽」「ペット」「モータースポーツ」などの新ジャンルがメタデータに追加され、コンテンツの検索・発見が容易に。
・プロモコードの柔軟な適用:単一のプロモコードを月額・年額の両プランに適用可能になったほか、無期限で使える「Forever」コードの設定や、ギフト購読へのプロモコード適用に対応。
出典:Vimeo
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