IT運用およびエンドポイント管理プラットフォームを提供するNinjaOne(ニンジャワン)は2026年8月25日、プラットフォームの視認性向上と運用管理の強化を目的とした最新バージョン「NinjaOne 15.0」をリリースした。本アップデートでは、多くのユーザーから要望の多かったダークモードの導入に加え、SLA追跡の強化、Appleの宣言型デバイス管理(DDM)への対応、プラットフォーム内での見積作成機能の拡張が行われている。
各アップデートの詳細は以下の通り。
ダークモード(Dark Theme)の全面導入:コンソール全体にダークテーマを適用できるようになった。24時間体制で監視を行うSOC/NOCチームや、夜間の保守作業を行うシステム管理者、リモートワークの技術者において、長時間の画面注視による目の疲労や眩しさを軽減し、作業効率の向上を支援する。
SLA追跡とチケット承認ワークフローの強化:チケット管理において、優先度に応じた初動応答および解決目標のSLA追跡が可能になった。制限時間の80%経過時と違反時に自動でアラートを発報し、期限切れを未然に防ぐ。また、チケット内から管理者や端末所有者へ承認リクエストを直接送信する機能を追加し、NinjaOneのアカウントを持たない承認者でもメールから直接承認・却下を実行できる。
Apple DDM(宣言型デバイス管理)によるアプリ配信制御:AppleのDDMプロトコルを採用し、ポリシーで定義されたアプリケーションの自動配布および制御を自律化させた。インストール失敗時の自動再試行機能により手動での再同期が不要となるほか、自動更新の動作やネットワーク制限に関する詳細な制御を実現する。
プラットフォーム内見積作成と自動請求連携(NinjaOne Billing):NinjaOne Billing内にQuoting機能を搭載し、追跡可能な見積書をプラットフォーム上で直接作成・送信できるようになった。顧客はポータルへのログイン不要で見積を承認でき、承認後は単発の請求書や継続的な契約データへ自動変換される。
早期アクセス(Early Access)機能の拡張:現場作業の自動化と可視性向上を図るため、以下の機能が早期アクセスとして提供される。
・Katana AI: 運用データを自然言語のガイド手順へ変換する自律型AIアシスタント。RBAC(役割ベースのアクセス制御)とキルスイッチを備え、安全な導入を支援する。
・リアルタイム脆弱性評価: 組織単位での段階的な機能有効化が可能となり、MSPの契約に合わせたリスク管理を容易にする(15.1での本格実装を予定)。
・ダイナミックポリシー: 属性に基づいてデバイスを自動ターゲット化し、優先度マトリクスにより設定の競合を解消するモジュール型ポリシー。
・ChromeOSサポート: Chromebookのインベントリ収集、レポート作成、セキュリティー管理を他のエンドポイントと一元的に実行可能。
・リモートセッションのクラウド録画: リモート操作ログを最大90日間クラウド上に保存し、ローカルストレージを圧迫せずにコンプライアンスやトレーニングに活用できる。
・SIEMイベントエクスポート: HEC互換のペイロードを用いてエンドポイントイベントを外部SIEMに送信し、脅威検知を高速化する。
・NinjaOne Chat & Assist Mobile: 管理端末のログインユーザーと直接やり取りできるチャット機能と、技術者向けに最適化されたモバイルスレッド画面を提供。
出典:NinjaOne
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