Optimizely(オプティマイズリー)の調査によると、英国のマーケターのほぼ半数が、週の労働時間の少なくとも4分の1を価値の低い事務作業に費やしており、このことがクリエーティブの質の低下や戦略的な集中力の低下につながっていることが明らかになった。
調査では、マーケターの14%が事務作業に時間の半分以上を費やしており、キャンペーンの企画、顧客行動の分析、業績改善に割ける時間が少なくなっていることが示された。
回答者の38%が、承認プロセスの遅さを、回避可能な事務作業の最大の原因として挙げた。また、34%はデータの不備や不十分さを指摘している。さらに3分の1は、不要な会議、ツールやプラットフォームの過剰な管理、予算や支出の正当化を繰り返す必要性などを理由に挙げている。
リソース不足は、消費者に届くコンテンツにも影響を与えているようだ。マーケターの60%が、キャンペーンを最適化するための十分な時間やデータがないままキャンペーンを開始せざるを得ない状況が頻繁にあると回答している。Optimizelyはまた、英国の消費者の59%が、近年マーケティングコンテンツの質が低下していると感じていることも報告している。
こうした課題に対応するため、多くの組織がAIの導入を開始している。調査によると、マーケターの41%が過去12カ月間にマーケティング向けAIアシスタントに投資しており、さらに38%が今後1年以内に同様の投資を計画している。AIを効果的に活用するためのスキルへの投資も重要視されており、42%が既にAIの成果向上に向けた研修に資金を投じており、44%が今後12カ月以内に実施する予定だ。
調査対象となったマーケターは、単にスタンドアロンソリューションを追加するだけでは根本的なワークフローの問題を解決できないと警告し、AIと既存のマーケティングテクノロジーとの連携強化こそが効率性向上の最重要課題であると指摘した。
Optimizelyのマーケティング担当上級副社長であるTara Corey氏は、多くのマーケターは承認手続きやプラットフォームの切り替えに時間を費やすためにこの業界に入ったわけではないと述べ、AIは管理業務の負担を軽減するために既存のワークフローに組み込まれるべきであり、新たな管理業務として導入すべきではないと強調した。
出典:Optimizely
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