PagerDuty(ページャーデューティー)株式会社(PagerDuty Japan)は2026年10月23日、AIエージェントの機能強化、コミュニケーションの効率化、ドキュメント基盤の統合、およびライフサイクル管理を含む2026年10月の製品アップデート情報を公開した。
プラットフォーム機能では、Slack連携において通知カードのテンプレートをチャンネル種別ごとにカスタマイズできる「カスタムインシデントカード」が一般提供された。対応専用チャンネルには診断フィールドを表示し、告知用チャンネルには影響範囲とステータスのみを表示するといった設定が可能となった。また、サポートや開発者向けドキュメントを統合した新しい「PagerDuty Docs」が開設され、単一の検索性と情報アーキテクチャーに加え、ClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントが高精度で解釈できる機械可読(machine-readable)形式に対応した。さらに、サードパーティー製アプリが要求する権限範囲を事前に管理者が承認し、不要なアクセスを即時取り消せる「Scoped OAuth」の管理機能も追加された。
生成AI機能「PagerDuty Advance」では、自律型SREエージェントに特定の指示、スクリプト実行、リソース参照を組み込める「Skills」機能が一般公開された。これにより、担当者がインシデントを確認する前に初期調査や対応手順を自律的に導き出すことが可能となった。あわせて、SREエージェントのコネクタにGitHubコード解析ツールが追加され、リポジトリーのコードを分析した切り分け・解決支援に対応した。早期アクセス(Early Access)枠では、Slack上で `/pd update` コマンドを実行し、AIとテンプレートを活用して社内外向けステータスページの更新文を作成・公開できる機能が提供されている。
ライフサイクルおよび移行関連では、従来の「Postmortems」(2026年10月31日終了予定)および「Jeli Post Incident Review」(2026年12月22日終了予定)の提供終了に伴い、Web UI上の新機能「Post-Incident Reviews(PIR)」への移行が案内された。あわせて、オープンソース版のローカルMCPサーバーが非推奨化され、今後は公式ホスト型エンドポイントへの接続が推奨される。また、モバイルアプリにおけるAndroid 12環境のサポート終了(2026年11月16日予定)がアナウンスされている。
出典:PagerDuty
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