Drata(ドラータ)は2026年10月、証跡管理、ワークスペースガバナンス、連携機能、AI対応を強化する一連のアップデートを発表した。
10月6日には、証跡ライブラリー(Evidence Library)へのCSV一括インポート機能が追加された。ペネトレーションテスト報告書や各種証明書などの外部証跡を、スプレッドシート形式の入力、コピー&ペースト、またはCSVアップロードにより一括で作成・更新できる。各アイテムに複数のファイルやURL(ZIPファイルの自動解凍を含む)を添付可能で、リアルタイムの入力値検証にも対応する。
10月14日には、ワークスペース向け担当者スコープ設定(Personnel Scoping for Workspaces)とSafeBase MCPサーバーの公式提供が開始された。スコープ設定では、IdP(IDプロバイダー)グループをワークスペースに紐付けることで、特定事業部や地域、監査要件に応じた担当者のみを各ワークスペースに表示させ、コンプライアンス判定や監査サンプリングの精度を高められる。一方のSafeBase MCPサーバーは、Claude、ChatGPT、Cursorなどの主要AIツールから、Trust Library、Trust Center、セキュリティー質問票などへ安全にアクセスできる公式コネクターであり、ユーザーの既存権限を継承した70以上のツールを提供する。
連携機能の改善として、10月7日にはJira Data Center連携において全ディレクトリーからの報告者検索やカスタム課題タイプの処理が強化され、10月8日にはSocketとの統合により、実際に悪用可能な脆弱性に絞り込んでセキュリティーアラートを取り込めるようになった。
運用管理面では、10月16日にアプリ内から直接クレジットカード決済で追加のコンプライアンスフレームワークを購入できるセルフサービス機能が追加された。さらに10月19日には、従業員の休職や退職時にコントロール、ポリシー、リスクなどの担当が自動で再割り当てされず、管理者が手動で再設定するまで維持される仕様変更が適用された。これに伴い、製品内の呼称が従来の「所有権(Ownership)」から「責任(Responsibilities)」へと統一された。
出典:Drata
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