PagerDuty(ページャーデューティー)は2026年9月2日、デジタルオペレーションプラットフォームの最新アップデートを発表した。今回の更新では、ハイブリッド環境における自動化の拡張、サードパーティー連携のガバナンス強化、Slack統合の最適化、ならびにポストインシデントレビューの効率化を実現する4つの新機能が提供される。これにより、開発・運用チームはセキュリティーを担保しながら障害対応の迅速化と運用プロセスの簡素化を図ることが可能となる。
PD Automation Runner(早期アクセス機能):オンプレミスインフラやプライベートネットワーク上で自動化タスクを安全に実行するための軽量ランナーだ。ファイアウォール内のインバウンドポートを開放することなく、アウトバウンド接続のみでPagerDuty Cloudと連携し、PagerDuty Workflow ActionsおよびSRE AgentをKubernetes、Splunk、Grafanaなどのセルフホスト型ツールへ拡張する。インシデント発生と同時に即座に診断データを取得し、内部サーバーやデータベースに対する自動復旧スクリプトを実行できる。
パブリックアプリ向けスコープ付きOAuth(早期アクセス機能):サードパーティー製公開アプリやインテグレーションに対する詳細なアクセスコントロール機能だ。アカウント全体の広範な権限付与を廃止し、最小権限の原則に基づいた安全な一元管理を実現する。
・See it(可視化):アプリケーションが要求している具体的な権限スコープを承認前に一カ所で事前に確認できる。
・Approve it(段階的承認):アカウント全体へのアクセスを遮断し、必要な機能範囲やリソースのみに限定して許可する。
・Revoke it(即時撤回):トークン管理画面から個別の接続または全ユーザーのアクセス権限をワンクリックでいつでも即座に撤回できる。
Slack連携体験の強化(一般提供および早期アクセス機能):Slackアプリの機能拡張により障害対応を高速化する。サービスにマッピングされていないインシデントの迅速な宣言、Slack内からのワンクリックでのポストインシデントレビュー開始、カスタムインシデントカード、およびAIを活用したインシデントコミュニケーション機能を提供する。
PagerDuty Web UIでのPost Incident Reviews(一般提供):ウェブUI上でポストインシデントレビューを直接作成・完結できる機能だ。インシデントのコンテキストやタイムラインが自動挿入されたドラフトをワンクリックで生成し、ワークフローを離れることなく学習と改善のプロセスを回すことができる。
出典:PagerDuty
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